比較的小規模な一般的なバンドのバンドマスター(バンマス)はドラマーであることが多く、ドラマーの横にいくつかのエフェクトラックとノートPCが置いてあることも多いですが、これがキーボーディスト系だと(マニュピレーターが間に入っていない場合には)キーボーディストがバンマスのホストになることが少なくないと思います。
一般的なバンドのキーボーディストのキーボードの数は、手元で曲順に合わせて手動で音色選択が容易い2台程度であることに比例して、キーボードの数が4台以上にもなると、数十曲あった中でその音色の選択操作も面倒にもなるからです。(カラオケでやるなら別ですが、カラオケを用意するのはアイドルステージのような環境か事故時のバックアップだとは思うので。)
そうしたときに、DAWをスタートさせるのがバンマスの役割で、そのDAWが起動した際に曲ごとの各キーボードの音色の変更もDAWが行うわけです。(DAW内のエフェクトを使用することも多いと思いますし、オーディオインターフェイスとの兼ね合いで、PAに送る中身も個々で管理されているとは思います。)
これを他社品の例えばDP(DigitalPerformer)で行う場合に、どうしているんだろうと調べてみると、イベントリストのパッチチェンジ機能からダイレクトでMSB/LSB/PCの番号を入力して各再生時に読み込ませるという機能がありました。ただし、ABILITYのようなトーンパッチ(音源定義ファイル)機能というもの自体ない様子で、こういう他社にない(あまり明確に用意されない)部分をABILITYには率先してちゃんとしてほしいとは思っています。
また、ABILITYへの要望として出していたステップレコーディング時の「ピアノロールエディタ」における “タイ”と“レスト(休符)”の機能についても、ステップ(休符)やバックステップがDPに用意されていました。タイがあるかどうかは解りませんが、余裕のある際にDP11の体験版でも落として試してみようとも思います。10年以上前に少しの期間DPに触れたことはあるのですが、すでに操作を覚えていないのです。
スポンサーリンク
ABILITYユーザー間でお使いになっている自作トーンマップ(音源定義ファイル)を募集しています。(写真はサイト制作者自身がABILITYで作成したトーンマップです。)詳しくは「 3.“音源定義ファイルの作成と共有”」「ABILITY本体でのトーンマップの作成機能」を閲覧ください。
2022.10.04
「機能の要望」と、一部の「コラム」を作成・更新致しました。
2022.08.30
「機能の要望」と、一部の「topics」を作成・更新致しました。
―中略―
2022.07.18
サイトの作成と公開を致しました。
スポンサーリンク