第3章 ガラキア討伐

【この章でしておきたいこと】

・新規加入ユニットの生存クリア

・加入ユニット用の武器を追加購入

・強力なイベントアイテムの入手

 VSⅠでは様々なユニットが加入しますが、その一人一人がユニークな能力を持っています。(成長と共にユニークな性能になっていくユニットもいます。)

 また、VSⅠでは一つのイベントでも、そのイベントを誰が起こしたのか、発生させた時期はいつか等、

イベント発生時の状況によって結果が変わるものもあります。 

 加入するユニットが一人欠けただけでマップの難易度が高くなるということはありませんが、

やはり多彩なユニットが存在した方が練られる戦術の幅が広くなりますので、ユニットの死亡は可能な限り避けるよう、頑張りましょう。

①マップの基本情報と補足

・まずマップ左方の鉱山の都市テーベの解放を目指します。

・道中のバレリウスは撃破不可能ユニットです。攻撃範囲に入らないよう注意しつつ、まずはテーベ解放に向かいましょう。

・テーベ解放後、ガラキア山賊本拠地(遺跡)の制圧に向かいますが、テーベ周辺の洞窟から増援が出現してきます。

・ヤパ族と交戦するメリットは特にないので、余程の事情がない限り、橋を越え刺激することは控えましょう。

         ・このマップでは新規に4ユニット(チェザル、シーゼル、シーラ、ザイード)が加入します。

         ・ターン経過により、状況が悪化することはありません。5ターンセーブ機能を活かしつつ、慎重に攻略しましょう。

 本マップはVSⅠで初めての大型マップになります。

 ここまでのマップで習得した戦術に加え、それぞれのユニットの特性を活かして行動していくことがスムーズに攻略するためのカギになります。

 闇雲に全軍で移動し、戦闘を行っていくのではなく、

 移動力は低いが耐えるユニットや間接攻撃が得意なユニット、特効効果武器を使用できるユニットや地形コストの影響を受けにくいユニットなど、

 それぞれのユニットが得意な分野と地形や敵ユニットの能力などを考慮し、役割分担をしながら効率良く攻略していきましょう。

②マップ攻略に向けた一言メモ

 ●戦闘準備の必要性について

 前マップから可能となっている「戦闘準備」ですが、準備のポイントは主に、

 ◇ 武器の交換、整理

 ◇ 回復アイテムの確認、配布

 ◇ 出撃ユニットの選定(次章以降のマップ次第で必要)と出撃位置の調整

となります。 

 マップ攻略開始時の数ターンを無駄にしないよう、必ず攻略開始前に行いましょう。

 また、初めてのマップ攻略となると、思わぬイベント展開やうっかりユニット死亡など、

リセットすることも多々あるかと思います。

 準備完了後に一度セーブしておき、再スタートの負担を軽減しておくことを推奨します。

 ●アーバレストへの対処

 マップ中央に配置されている長距離弓兵が所持しているアーバレストは、

これまで登場した武器とは一線を画す射程3~7を誇り、非常に広範囲に攻撃可能な武器です。

 幸い、速さは低いので、どんなユニットでも追撃される恐れはありませんが、

攻撃力13の武器で毎ターン攻撃されることは無視出来るものではありません。

 こちらの行軍が制限され、回復の手間も増えるため、早急に撃破したいところです。

 自軍ユニットの中には崖を登ることが出来るユニットが複数いるので、

後に加入するチェザルによる「開錠」を待たず、彼らに対処を任せてしまいましょう。

 なお、崖を登ろうとすると、丘の上にいる馬賊が迎撃に向かってきます。

 この馬賊はリピータボウ(速さに関わらず2回攻撃が可能)やロングボウを所持しており、

移動力と攻撃力が高いユニットなので、長距離弓兵の撃破を焦って闇雲に進むのではなく、

馬賊たちの攻撃範囲も確認しながら、慎重に接近し、各個撃破していきましょう。

 

●ヤパ族への対応について

 マップ右の橋の先にはヤパ族のテントが存在します。

 この橋を越えた(橋の上を含む)時点でヤパ族はこちらに戦闘を仕掛けてきます。

 敵対化したヤパ族は、所持しているアイテムをドロップするものもいますが、

どれも店売りされるもので、敵対化により

 ・ザイードの加入

 ・ザイードもしくはシーラの専用武器(もしくは火炎の斧)入手

のフラグが立たなくなることを考慮すると、無理に交戦する必要性はないといえます。 

 橋の上にうっかり待機しないよう、注意して行軍しましょう。

 ●初期配置近くのショップでの買い物

 このショップでは、魔法「ファイアー」が売られています。

 この「ファイアー」は魔法武器であるため、与ダメージ計算時に防御力ではなく、

総じて低めに設定されている魔防力が適用されます。

 また、各属性ごとに武器固有の特効効果が付与されているため、

それぞれ特定兵種に対して絶大なダメージを与えることが可能となります。

 「ファイアー(炎属性魔法)」は、このマップに多数配置されている山賊系ユニットに対する

特効武器であり、マップ攻略時には装備できるユニットはいませんが、3ターン目開始時に

自動加入するシーゼルが装備することが可能です。

 シーゼルの初期装備「アイスブレード(風属性)」は「ファイアー」より高価で、

しばらく購入する機会はないため、金銭管理に余裕があるならば、この時点で「ファイアー」を

複数購入しておき、合流時に渡せるようにしておくことを推奨します。

 この他、「ライトボウ」も命中率が高く、威力もそれなりにあるため、弓兵にとって重宝する武器と言え、お奨めです。

 


●チェザルの加入と移動

 4ターン目には「シーフ」のチェザルが自動加入します。

 チェザル自体は戦闘が得意なユニットではなく、

また、所持武器「マンゴーシュ」は回避が20%上昇する便利な武器ですが、

使用回数が少なく、積極的に敵を撃破するための武器ではないため、

追撃してくる山賊達を一人で相手することは極めて危険です。

 ここはチェザルから山賊達に無理に戦闘を仕掛けず、3ターン目に加入したシーゼルに相手を

任せ、チェザルはヤパ族長老のテントへ向かいましょう。

              


                                     (※ 画像のチェザルは「救済モード」のため、アトルのスキル「巫女の祈り」の効果が付与されています。)

 

●テーベの解放とシーラの加入

 テーベに続く橋を越えると、敵増援フラグが立ちます。

 増援を無視し進軍してしまうと、テーベ周辺で挟撃されることになるため、大変危険です。

 ここは、敵の増援が出現しなくなるまで、橋の付近に陣取り迎え討ちましょう。

 テーベを護る3人組は、単体では並のユニットですが、互いに支援効果を発揮しており、

命中、回避、致命に補正(一人あたり+7)がかかっています。

 慎重を期すためにも、増援への対応後、回復アイテムや杖の使用や攻撃範囲の確認をし、

態勢を立て直してから挑んでください。

 テーベ解放時に、シーラが加入します。

 シーラは加入時に何も装備しておらず、低レベルで非力なため、予め何らかの弓を渡せるよう

用意をしておくことを推奨します。

 なお、シーラはこのマップ中にザイードとの会話イベントで「ラヴィアンローズ」を入手できるため、

このマップでシーラを集中的に育成したい場合を除き、シーラのために店売りの「ラヴィアンローズ」を追加購入しておく必要性は薄いといえます。

(※ シーラ以外の女性弓兵が加入するのは、数マップ先になります)

 

●ガラキア山賊本拠地の制圧へ

 テーベ解放後、自動イベントが発生し、バレリウスが撤退します。

 これにより、ガラキア山賊本拠地である遺跡への道が開けます。

 テーベ周辺の洞窟から現れる増援を殲滅しつつ、バレリウスが待機していた地点を目指し、

移動しましょう。

 バレリウスが待機していた地点にゼイドが到達すると、イベントが発生します。

 このイベント後、テーベ周辺の洞窟と遺跡周辺の洞窟から敵増援が現れるようになります。

 山岳地帯のマウンテンシーフ(トマホーク装備)と2方向から接近してくる敵増援に

挟撃されながら戦闘を継続することは大変危険なため、ここは進軍せず一旦引き返し、

まずは敵増援を迎え討ち、殲滅しましょう。

 

 ●古代の彫像イベント

 マップ中央付近に位置する村を訪問すると、

ヤパ族の洞窟から古代の彫像を取り返してほしいと依頼されます。

 入手するためにはヤパ族の敵対化ラインを越える必要がありますが、

ヤパ族長老テントにチェザルもしくはシーラが訪問した後であれば、

安全に入手することが可能です。

※ チェザルであればマップ上方の山岳地帯から洞窟に接近することも可能ですが、

  山岳地帯にもヤパ族敵対化ラインが存在するため、

  テント訪問なしかつ敵対化なしで入手することは不可能です。


 古代の彫像を入手後、マップ中央の村人にこれを返却すると、

2,000デナリスの報酬を受け取りますが、敵ターン開始時に自動イベントが開始され、

詐欺師が出現、これを追撃することになります。

 

 詐欺師はマップ登場後、遺跡付近の洞窟を目指して移動を開始します。

詐欺師は洞窟まで到達すると、マップから離脱してしまうため、

進行ルートを防ぎたくなりますが、マップ中央(バレリウスが待機していた地点)を塞ぐと、

山岳地帯を進んでいきます。

 こうなると、しばらくチェザル以外追撃が出来なくなり、また高い地形効果を受けるため、

撃破が非常に困難になります。

 ここは、進行ルートを塞がないよう注意しましょう。(塞ぐのは、遺跡付近の洞窟のみ)

詐欺師は生命吸収スキルを追加する「ブラッドナイフ」を装備しており、

出現からしばらくは大きな地形効果を有する地帯ばかり移動するので、

直接攻撃では苦戦必至です。

 地形効果が低いマスに待機した時を見計らって、間接攻撃で削ったあと、

高命中武器でトドメを刺しましょう。

 トドメを刺したユニットは、ドロップアイテムとして古代の彫像を入手しますが、

古代の彫像は受け渡し不可に指定されたアイテムとなります。

 したがって、ヤパの長老に古代の彫像を返却できるのは、このトドメを刺したユニットだけとなります。

 古代の彫像をヤパ族長老に渡せば、一連のイベントは終了となります。

 シーラが渡した場合は「紅蓮の弓☆」

 ザイードが渡した場合は「アグザの聖斧☆」

 その他のユニットが渡した場合は「火炎の斧」を褒美として入手することが出来ます。

 どの武器も特殊な効果があり、店売りされていないものですので、

それぞれの性能を比較し、欲しいと思う武器を入手しましょう。


(参考)入手武器の簡易評価

 紅蓮の弓☆

  幸運、防御に+5があるため、撃たれ弱いシーラの心強い味方。

  基本性能も抜群。ただし使用回数は20しかないので、残数管理に要注意です。

 アグザの聖斧☆

  ザイードの弱点である魔法攻撃への耐性アップとスキルの追加、闇ユニットへの特効が付与されます。

  重い以外は基本性能が高めです。

 火炎の斧

  誰でも装備が出来、基本性能は並ですが、山賊系への特効が付与されるため序盤から中盤まではかなり重宝します。 


●ガラキア山賊の首領、タイロンの撃破

 タイロンはハンマーアクスしか装備していないため、間接攻撃に集中すれば、

安全に撃破することができます。

 しかし、一定程度HPを削ると、イベントが発生し、体力が全回復し、

「モーニングスター」(射程1~2、神官系特効付与)に武器を持ち替えます。

 この状態でタイロンを撃破すれば、ドロップアイテムとして、

希少な「モーニングスター」を入手することが可能です。

 タイロンの攻撃力自体は落ちていますが、間接攻撃も可能となったため、

敵ターン時には必ず反撃されます。

 このイベント発生後すぐにタイロンから攻撃を仕掛けられても生き残れるよう、

事前に計画を立ててから、戦闘に臨みましょう。(特に撃たれ弱い弓兵2人は注意が必要です)


●ガーディアンと宝箱

 マップ左上方に待機しているガーディアンは、攻撃力が高く、物理攻撃に非常に強い一方、

魔法攻撃には非常に弱いユニットです。撃破するにはシーゼルを頼りましょう。  

 ガーディアンが守る宝箱は チェザルしか「開錠」することはできないため、

少なくとも1体は倒し、チェザルが宝箱まで移動できるルートを確保する必要があります。

  チェザルはHP20、戦速14、守備力2(いずれも初期ステータスの数値)のため、

1ターン内でガーディアンの攻撃に(攻撃全て被命中した場合)耐えられる回数は1回まで

なので 、安全に進めるならば、シーゼルは2体のガーディアンを撃破する必要があります。


【やや上級攻略情報】

 ガーディアンを1体撃破するためには「ファイアー」が4回程度必要であり、

魔法は比較的高価な武器であることを考えると、武器使用回数を消費させられる厄介な敵といえます。

 経験値も相当得られるため、決して見合わないわけではありませんが、魔法を節約したいという場合には、

遺跡制圧の直前にチェザルを移動させ、宝箱を「開錠」しましょう。

 この場合、ガーディアンは1体撃破するだけで済むため、魔法の節約につながります。


                                       │ 第2章 攻略 │

 戦術指南書(初級編) 終りに

以上で戦術指南書(初級編)は終了となりますが、

最後に、序章から第3章で触れる機会のなかったアドバイスを。


どうしても敵ターン時に死亡ユニットを出してしまう時は、一度、自軍の進軍ペースを見直してみましょう。

           ただ攻め上がるだけでなく、確実に自軍ターンで包囲殲滅できる位置取りが出来ないか検討しましょう。

           自軍を引くことは、敵の攻撃範囲との距離が変わり、会敵タイミングを調整することにつながる有効な戦術です。


          ・ 換金アイテムは、いざデナリスが必要になった時用に、ある程度手元に残しておきましょう。

             貴重なCCアイテム、マップ攻略が非常に楽になるアイテムや武器などは非常に高額ですが、

          店売りされている機会はそう多くありません。これらがデナリス不足で購入できないといったことがないよう、

          いざという時の資産として、換金アイテムはいくつか手元に残しておいても損はないでしょう。

           目安としては、5章、10章、15章あたりで自軍の状況を見ながら売却を検討してください。


 第4章以降も様々な仕掛けが盛り込まれたマップ、強敵が登場し、

 プレイヤーはその都度苦境に立たされこれに立ち向かい攻略していくことになります。

 このコンテンツで習得した戦術が、その攻略の一助になり、無事エンディングを迎えることに繋がれば幸いです。


 それではプレイヤーの皆さん、ご武運を!

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