セルロン大陸の北西に位置する島。(面積は日本と同程度)
太古の時代にはマグル島と呼ばれていたがセルロン第3王朝時にヴェスタリアと改められた。
かつては魔王が支配する暗黒の島であったが6人のウダガルびと(人類とは進化を異にした種族)によって解放され
その後、彼らを始祖とする1宗教国家、7王国が成立した。
ウエスタ神殿国(ウエスタ教国) 島の北東に位置する都市国家。成立は約600年前。 ウダガルの大司祭(ウエスタ)が魔王の力を封印するため築いたラーナ神殿が国の興り。 やがて周辺に街ができ、新たな神殿が築かれ、今日のような一大宗教国家となった。 天神ウエスタはヴェスタリア人の主神であり、神殿国は他の7王国の指導的立場にある。 君主はウエスタの娘と言われる教母ネイリ(ネトルフ=リア=ライラ)。
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(1)メレダ王国 島の南東部を領する古い王国。 『赤髪の荒獅子』と渾名された英雄戦士シルヴァビルヒが始祖であり 大陸を支配するソルヴィア帝国との交易を一手に担うヴェスタリアの最強国。 傘下に4つの自治公国(盟邦)を有し、主人公ゼイドのレデッサ公国もその一つ。 王女アトルフィスは神殿国で『星の巫女』を務めている。
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(2)ベネキア共和国 ヴェスタリア島南西部に位置する寡頭共和制の都市国家。 5英雄の1人だった神官戦士セディカの子孫が、貴族として中枢を為している。 現総督はリットン公爵。一人娘のニーナは『大地の巫女』に抜擢されている。
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(3)ソリス王国 国土の大半が草原であり、放牧を生業とする複数の騎馬部族が暮らしている。 200年ほど前にアム・ソリムという英雄が現れ草原の部族を統一し、 新たな王国を誕生させた。 7王国中、唯一ウダガルの血を継承しない国である。
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(4)ノルデン部族連合王国 ウエスタ島北部の山岳地帯を領地とする先住民の部族国家。 王国は7つの部族から成り、国王は彼らの互選によって選ばれる。 始祖は天空の騎士と呼ばれたアルバラン。
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(5)スフィア王国 放浪の魔術士スフィアが興した都市国家。 王都には島で最も大きな魔法学院があり、巫女も二人出している。 近年、王宮で凄惨な事件があり、王族の大多数が殺害された。 故に唯一生き残ったシヴィル王女が女王として即位、統治している。
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(6)レスティア王国 島の西にある騎士の国。始祖は聖騎士ヴォルフガング。 かつてはメレダと並び立つ大国であったが、長い内乱の末に国が二つに分かたれた。 先王が事故死したため15歳のマリオン王子が玉座に就いたが、政務に無関心で 王国は腹黒い宰相に支配されている。 双子の姉マリエンは『月の巫女』だが現在行方知れず。
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(7)リヴェル王国 島の北西部にある軍事国家。 80年ほど前に、当時島で最も巨大だったレスティア王国から長い抗争の末に分離独立した。 事の発端は兄弟による権力争いだったが、これに他の国々も関与して泥沼の戦いとなり、 ウエスタの調停によって、国を二つに分かつことになった。 現在の国王はルキウス。王の病死により19歳で即位した。 ルキウスの妹アーデルハイトは『太陽の巫女』として神殿国に務めていたが・・
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ヴェスタリア島の東方に位置する大陸(セルロン)を支配する大帝国。
セルロンの支配者としては5代目に当たり、ゆえに『セルロン第5王朝』とも呼ばれる。
現皇帝は名君として知られるマンネウス。その下に軍神の異名を持つ名将アイアースがいる。
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