更新情報
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・第12回セミナーの映像を公開しました。(2024.11.2)
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・第12回セミナーのご案内を掲載しました。(2024.8.15)
・第11回セミナーの活動報告を掲載しました。(2023.10.30)
・第11回セミナーのライブ配信映像を公開しました。(2023.10.30)
・第11回セミナーのご案内を掲載しました。(2023.9.10)
・「インタビュー調査について」を掲載しました。(2023.9.3)
・第10回セミナーの活動報告を掲載しました。(2022.11.3)
・第10回セミナーのライブ配信映像を公開しました。(2022.10.31)
・第10回セミナーのご案内を掲載しました。(2022.9.11)
・「用語集」を掲載しました。(2021.12.31)
・第9回セミナーの活動報告と映像公開のお知らせを掲載しました。(2021.11.5)
・令和2年度会計報告を掲載しました。(2021.10.30)
・第9回セミナーの視聴URLを掲載しました。(2021.10.17)
・第9回セミナーのご案内を掲載しました。(2021.9.5)
・令和元年度会計報告を掲載しました。(2020.10.11)
・第8回セミナーの講演要旨を資料ダウンロードに追加しました。(2019.12.22)
・第8回セミナーの講演要旨を掲載しました。(2018.12.22)
・「活動報告」を追加しました。(2019.10.22)
・平成30年度会計報告を掲載しました。(2019.10.22)
・第8回セミナーのご案内と参加申込みページを掲載しました。(2019.8.12)
・第7回セミナーの講演要旨を資料ダウンロードに追加しました。(2018.12.24)
・第7回セミナーの講演要旨を掲載しました。(2018.12.24)
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・平成29年度会計報告を掲載しました。(2018.11.3)
・第7回セミナーのご案内と参加申込みページを掲載しました。(2018.8.19)
・第6回セミナーの講演要旨を資料ダウンロードに追加しました。(2017.12.31)
・第6回セミナーの講演要旨を掲載しました。(2017.12.31)
・「活動報告」を追加しました。(2017.12.23)
・平成28年度会計報告を掲載しました。(2017.7.5)
・「活動報告」を追加しました。(2017.7.5)
・「交流会参加申し込み」ページを追加しました。(2017.5.1)
・交流会のご案内を掲載しました。(2017.5.1)
・第5回セミナーの講演要旨を資料ダウンロードに追加しました。(2017.2.7)
・第5回セミナーの講演要旨を掲載しました。(2017.2.7)
・「活動報告」を追加しました。(2016.11.27)
・「セミナー参加申し込み」ページを追加しました。(2016.8.31)
・第5回セミナーのご案内を掲載しました。(2016.8.31)
・「活動報告」を追加しました。(2016.6.26)
・平成27年度会計報告を掲載しました。(2016.5.17)
・交流会のご案内を掲載しました。(2016.4.24)
・第4回セミナーの講演要旨を掲載しました。(2015.11.29)
・「活動報告」を追加しました。(2015.10.31) ・第4回セミナーのポスターを掲載しました。(2015.8.24)
・第4回セミナーのご案内を掲載しました。(2015.8.24)
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アミロイドーシス用語集
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●アミロイドーシス
アミロイドという異常なタンパク質が体内の臓器や組織に溜る病気の総称で、脳を除く全身に溜まる「全身性アミロイドーシス」と一カ所の臓器のみに溜まる「限局性アミロイドーシス」に分けられ、また他にアミロイドの原因となる主病のない「原発性」と他の疾患に合併、併発した「続発性」など様々な種類と病態があり、アミロイドを構成するタンパク質(前駆蛋白質)の種類と臨床病型などで細かく分類されています。
●アミロイド前駆蛋白質
正常なタンパク質の多くは球のような丸い形をとって血中に運ばれ、それぞれ独自の機能を発揮していますが、アミロイドになりやすい特定のタンパク質が変性してぴったりとくっ付きながら重なり、アミロイド線維を形成すると考えられています。こういうアミロイドに変性しやすいタンパク質をアミロイド前駆タンパク質といいます。アミロイドーシスを引き起こす前駆蛋白は確認されているだけでも30種類以上あり、それによってアミロイドーシスの病型が違ってきます。
●ALアミロイドーシス
「A」はアミロイド、「L」はライトチェーンの意味で、免疫を構成しているライトチェーン(軽鎖)がアミロイドの原因(前駆蛋白)となって、臓器や器官に溜り臓器障害を起こす病気です。全身性アミロイドーシスと限られた1カ所に限局して沈着する限局性アミロイドーシスがあり、原発性の全身性ALは指定難病になっています。(全身性アミロイドーシス)
●アミロイドーマ
アミロイドが臓器や器官の一部に大量に腫瘤(こぶ)状になっている病態です。アミロイドは、血管の周囲に比較的均等に分布していることのほうが多いのですが、たまに、皮膚やリンパ腺、肺等に腫瘤になって沈着することがあります。これをアミロイド−マと呼びます。(限局性であることが殆どです。)
●アミロイドP成分
すべてのアミロイドに含まれるタンパク質の一種で、5つドーナツ状になってアミロイド線維の表面に付着しているものです。このタンパク質が組織にアミロイドが蓄積するのを促進しているのではないかと考えられています。
●イレウス(腸閉塞)
何らかの原因で腸管の中を流れる内容物が通過障害を起こした状態のことで、腸にアミロイドが付着する事によってもイレウスが起こる事があります。
●うっ血性心不全
心不全とは心臓の働きが顕著に低下した状態のことを言います。心臓の働きが悪くなると十分な血液を心臓から送り出せなくなるので、血液が身体の各部位に溜まりうっ血します。肺にうっ血すると呼吸困難、全身の静脈にうっ血がおこると全身浮腫が起きます。
●運動神経障害
運動神経とは、身体や内蔵の筋肉の動きを指令する為に信号を伝える神経の総称で、 そこに障害が起きると筋肉低下や筋肉萎縮が出て、筋肉が痩せてきます。
●MGUS (エムガス)=意義不明の単クローン性免疫グロブリン血症
MGUSは、まだ、がん化していない形質細胞にから生産された一種類の抗体(モノクローナル抗体)が少しだけ増えて蓄積されている状態で、一般にそのままで変化せずに長期安定していることも多く、それに関連する重篤なB細胞疾患(例えばマクログロブリン血症、多発性骨髄腫、B細胞リンパ腫、ALアミロイドーシス等)へと進行しない限り治療の必要もありません。
●M蛋白
「M」は、「モノクローナル(単一性)」の意味で、1種類だけの異常な抗体を指します。 人の体には無数の抗原に対応して多数の抗体が作られていて、1つの細胞からは1種類の抗体しか産生されないため、正常および通常の状態では多クローン性免疫グロブリンです。ところが、形質細胞が癌化すると、それに対応した単一性の抗体が多量に産生され、血液中に異常に増えます。この異常な単一性(モノクローナル)免疫グロブリンを「M蛋白」と呼んでいます。M蛋白は膠原病、慢性感染症、肝疾患などの慢性疾患や健常者でも認められることがありますが主に骨髄腫(単発性、多発性)やマクログロブリン血症、ALアミロイドーシスで増殖がみられます。
●確定診断
アミロイドーシスの確定診断は、必ず組織の生検をして病理学的に染色し、アミロイドの存在と種類を特定します。
●解離性感覚障害
熱い、冷たいなどの温度や痛みの感覚(表在感覚)が障害されることで、アミロイドーシスに伴う末梢神経障害(アミロイドーニューロパチー)でよく見られる所見の1つです。
●寛解
病気の症状が一時的に軽くなったり消えたりする状態のことです。完全に治った状態を治癒といいますが、このまま完全に治る(治癒/完治)場合もあるけれど、再発する可能性もまだある状態で、定期的に経過を観察する必要があります。
●完全寛解(血液学的完全寛解)と部分寛解
当HPの「よくある質問」の寛解の項をご覧下さい。
●吸収不良症候群
食べたり飲んだりして摂取した栄養素、とくに脂肪の消化吸収が阻害された病態をいいます。アミロイドの沈着が原因で起こる事があります。主な症状としては、下痢、脂肪便、体重減少、全身の倦怠感、腹部膨満感、浮腫、貧血などがあります。
●急性期タンパク質
感染症や身体の中に炎症が起こると増加するタンパク質で、C反応蛋白質(CRP)、血清アミロイドタンパク質(SAA)などが代表的なものです。血液検査でこれが増えると炎症があることがわかります。炎症を調べる際に使われているのはCRPの方が一般的です。SAAは、関節リウマチやクローン病などの慢性炎症が長く続くことにより増加し、AAアミロイドーシスを引き起こす事があります。
●凝集
たくさんの物質が寄り集まって塊になることを凝集といいます。異常な構造に変化したタンパク質が凝集すると、針状のアミロイド線維や球状のオリゴマーとなって細胞や細胞と細胞の間に蓄積します。アミロイド線維とオリゴマーは細胞死を誘発し、臓器に障害をもたらします。
●起立性低血圧
立ち上がった時に、血圧が急に低下することです。(たちくらみ)
●形質細胞
白血球の中の免疫細胞を作っている細胞で、B細胞から成長した細胞です。それぞれの形質細胞は分裂を繰り返して1つのクローンを形成します。1つのクローン中の細胞がつくる抗体は1種類だけです。私達の身体は、何千もの異なったクローンの存在によって、身体は必要に応じた異なる抗体を大量につくり、身体を守っています。この形質細胞の異常が起きることで、MGUS、多発性骨髄腫、ALアミロイドーシスなどの病気が起きます。
●血清フリーライトチェーン
免疫グロブリンは、2本のベビーチェーン(重鎖)と2本のライトチェーン(軽鎖)が組合わさって構成されています。ライトチェーンにはκ(カッパ)とλ(ラムダ)という2種類のタイプがあり、形質細胞から分泌されますが、そのκとλの数のバランスが悪いとライトチェーンが多数血液の中に分泌されます。こうして免疫グロブリンから遊離して血中に片寄って漂っている軽鎖のことを「血清フリーライトチェーンと(遊離軽鎖)」と呼びます。
●結節性肺アミロイドーシス
ALアミロイドーシスのうち、肺に限定してエンドウマメやクルミ大の塊(結節)の形でアミロイドが沈着している限局性のアミロイドーシスの1つです。
●限局性心房アミロイドーシス
心房に限局したアミロイドーシスで、心房から分泌されるANPが異常に分泌される事で心房に限局してアミロイドが溜る稀な疾患で、ALアミロイドーシスと区別されます。
●原発性アミロイドーシス
「原発性」とは、他に原因となる基礎疾患がないものをいいます。多発性骨髄腫や他の基礎疾患に続発する場合は、「続発性」と呼びます。国の指定難病となっているのは、基本的に原発性です。ALアミロイドーシスで全身性の場合は、全身性アミロイドーシスという疾患名で医療費助成の対象となります。
●甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモン分泌が不十分になることをいいます。甲状腺機能が低下すると、脈拍が遅くなったり、無力感を感じたり、発汗の量が減ったりします。家族性アミロイドニューロパチー(FAP)では、甲状腺にアミロイドが沈着して甲状腺機能が低下する事があります。また、甲状腺機能低下症がネフローゼの原因となっていることもあります。ネフローゼの原因になりうる膠原病の存在や甲状腺機能低下がない場合は、ALアミロイドーシスを疑ってみることも必要です。
●コンゴーレッド
これは、アミロイドを特異的に染める事の出来る色素です。アミロイドーシスの診断に使われます。アミロイドが沈着した組織片は、コンゴーレッド染色でピンク色に染まり、それを偏光顕微鏡で見るとアップルグリーンにキラキラ光って見えます。
●CyborD(サイバーディー)療法
シクロフォスファミド、ボルテゾミブ(ベルケイド)、デキサメタゾンの3種類を組み合わせた治療です。
●自家末梢血幹細胞移植
「末梢血」とは血管の中を流れている普通の血液のことで、血液の病気で正常な血液細胞をつくることができなくなった患者さんに、骨髄や末梢血、臍帯血から採取した造血幹細胞(血液の元になる細胞)を移植する治療を「造血幹細胞移植」といいます。そのうち患者さん本人の造血幹細胞を移植することを「自家移植」、提供者(ドナー)の造血幹細胞を移植することを「同種移植」とよびます。ALアミロイドーシスの場合は、「自家移植」を行います。
(自家移植については「よくある質問」をご参照下さい。)
●シクロファスファミド
メルファラン(アルケラン)と同じアルキル化剤に分類される抗がん剤、免疫抑制剤で、肝臓で代謝されて効果を発揮します。リンパ球が増えるのを抑制するので、悪性リンパ腫のような血液疾患や膠原病の治療に使われます。
●自律神経障害
自律神経は、内蔵の働きや血流、血圧、発汗などを調節する神経で交感神経と副交感神経の2つのバランスが保たれていますが、それが障害されると、下痢や便秘、排尿障害、起立性低血圧(立ちくらみ)発汗の異常など様々な症状が起こります。
●伝道障害 心臓は一定の規則的なリズムで動いていますが、その拍動を維持しているのは電気刺激です。電気刺激を伝える部分(刺激伝導系)に異常が起こって、心臓内で電気信号がうまく伝わらない状態のことをいいます。
●多発性骨髄腫
多発性骨髄腫は、形質細胞の悪性腫瘍で主に骨髄で増える病気です。骨髄腫細胞やMタンパクが増えることによって、高カルシウム血症や腎不全、貧血、骨の融解による骨折(骨病変)などの症状が起こります。多発性骨髄腫の一部の患者さんにALアミロイドーシスが併発することがあります。また逆に単発のALアミロイドーシスから多発性骨髄腫へ移行していくこともあります。
●ダラツムマブ(薬名:ダラキューロ)
ダラキューロは、「ヒト型抗CD38モノクローナル抗体/ヒアルロン酸分解酵素配合剤」と呼ばれる皮下注射剤で、ALアミロイドーシスの治療として2021年に認可されたばかりの治療です。腫瘍の増殖を抑制します。
●タンパク質電気泳動
タンパク質の電気的性質を利用して、タンパク質を分離する方法です。アミロイドーシスなどの診断に用います。
●トロポニンT
筋肉の中に存在するタンパク質で筋肉が収縮する時に重要な役割を担っています。心筋トロポニンTは心筋梗塞などで血液中に増えるので、心筋障害の有無を調べる時に使われます。
●単クローン性(モノクローナル)
「クローン」という言葉の語源は、ギリシャ語で「K l on =小枝」ですが、現在では「遺伝的に同一である個体や細胞(の集合)」を指す生物学の用語として使われています。たった一種類の細胞の集合体だけが異常に増えることを単クローン性(モノクローナル)増殖といいます。
●軟部組織
皮膚や内蔵、脳、骨を除く柔らかい組織のことで、コラーゲン組織、脂肪組織、骨格筋、平滑筋、血管、末梢神経などを指します。
●ネフローゼ症候群
尿中にタンパク質が出ている状態(病気)の総称で、尿からタンパク質がたくさん出てしまうので血中のタンパク質が少なくなって、その結果むくみ(浮腫)が起こり、血中のコレステロールも増加します。ネフローゼになる原因は様々ですが、腎臓にアミロイドが溜まりやすく、ALアミロイドーシスやAAアミロイドーシスでは特に多くみられる症状の1つです。
●脳アミロイドーシス 脳にアミロイドが溜る病気を総称して脳アミロイドーシスといいます。いろいろな種類がありますが、アルツハイマー病や、脳の血管にアミロイドが溜る脳アミロイドアンギオパチーがその代表です。脳に沈着するアミロイド蛋白は、アミロイドβ、プリオンタンパク質、シスタチンCなどで、ALアミロイドーシスの原因蛋白であるL鎖は、脳内関門から先には行かない為、脳内に溜まる事はないといわれています。
●びまん性肺胞隔壁型アミロイドーシス
肺胞壁や肺の血管壁一面にアミロイドが沈着するもので、特にALアミロイドーシスで起こることが多いといわれています。
●腹壁脂肪吸引生験
アミロイドが体内にあるかどうかを調べるのに使う検査です。おへその周囲に局所麻酔をし、注射針で脂肪組織を吸引して詳しく調べます。
●ベンスジョーンズタンパク質
M蛋白と呼ばれる免疫グロブリンのL鎖からなるタンパク質で尿中に排出されやすく、多発性骨髄腫やALアミロイドーシスの患者の尿や血清中にみられることがあります。英国の医師ベンスジョーンズによって発見された事からこの名前がついています。
●マクログロブリン血症
マクログロブリンと呼ばれる抗体(IgM)が過剰に生産されている状態をさし、悪性化した一種類だけの形質細胞がIgMという免疫グロブリンを過剰に作ってしまう状態です。これにより、皮膚や粘膜、脳の血行が悪くなり、頭痛やめまい、貧血、リンパ節の腫れ等が起こることがあります。
●末梢神経
末梢神経とは、中枢神経である脳、脊髄から分かれて、身体の末端まで広がって分布している神経のことで、運動神経、感覚神経、自律神経の3種類があります。アミロイドの沈着によって運動神経に障害が起こると、筋力低下や筋萎縮が起こります。また感覚障害に障害が起こると痺れや痛みが起こったり、痛みや熱さ冷たさ等の感覚が鈍くなったりする感覚麻痺、自律神経に障害が起こると、下痢、便秘、排尿障害、立ちくらみ、発汗異常などが出現します。
●ミスフォールディング(折りたたみミス)
体内のタンパク質は球状に折り畳まれて機能していますが、様々な理由で正常な折りたたみが崩れて、お互いにぴったりとくっ付きあいながら次々と折り重なって(重合)異常な形になり、異常なタンパク質の塊やアミロイド線維を形成してしまうことがあります。これによって臓器に異常をきたす病気をミスフォールディング病といい、アミロイドーシスもミスフォールディング病の1つです。アルツハイマー、パーキンソン、プリオンなどもそれに当たります。
●メルファラン(アルケラン)
シクロフォスファミドと同じアルキル化剤に分類される抗ガン剤で、ガン細胞の核酸の合成を抑えることで細胞を死滅させます。商品名はアルケランといいます。ALアミロイドーシスの標準療法になっているMD療法や自家末梢血幹細胞移植を伴う大量化学療法に用いられます。
●免疫グロブリン
抗体とも呼ばれる免疫ブログリンは、白血球の中の形質細胞で作られていて、二本の長いH鎖と二本の短いL鎖が組合わさって、アルファベットのYの字のような形をしています。H鎖はA,M,G,D,Eの5種類あり、それぞれ役割が少し違います。L鎖は、κとλの2種類で、H鎖と組合わさって1つの抗体として完成します。
●免疫グロブリンL鎖
L鎖とは、ライトチェーンの頭文字で、軽鎖とも呼びます。κ(カッパ)とλ(ラムダ)の2種類のタイプが5種類あるH鎖と組合わさって1つの抗体になります。ALアミロイドーシスは、この軽鎖(κとλ)がアミロイドのもとになり体内に蓄積します。
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