- 当会のご紹介-
当会は、私たち患者自身が運営をする中、アレルギー専門医の70名を超える、顧問の先生方のご支援を頂きながら、
55周年を迎える事ができました。
喘息の患者会として立ち上がり、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの3部門で患者による患者の為のサポート活動をしております。
専門医の先生方の講演会はじめ、行政への働きかけまで、幅広く「声」を届けるべく邁進している患者支援団体です。
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教えてくれるのは
なすのがはらクリニック/小児アレルギーエデュケーター益子育代先生
あおぞら632号(別冊)より
入学前の面談では
子どもの食物摂取状況(過去・現在)を伝え、入学までの準備について確認する事が大切です。
【ポイントと流れ】
■入植は、安全を優先するという考え方で、原因食物の完全除去か?解除か?の2択
■アレルギーに対して配慮が必要な場合、主治医にアレルギー生活管理指導標を記載してもらい提出
■提出されたものをもとに保護者との面談が行われます
■調理での工夫や配膳はどうするか等、食物アレルギー対応委員会で対応が決めれます
学校により対応の違いがありますから
この面談の時に学校の状況を説明してもらい、把握する事が重要です
●コミュニケーションで大切なこと
まず、心配な事は全て質問して問題ありませんが
質問する時の言い方には気を付けなければいけません。
例えば・・・
「ちょっと心配なので教えて下さい」
「不安なので教えて下さい」というような
分らないので情報を頂く基本姿勢が大切です。
●情報共有については
子供に関わる学童も含めた、すべての教職員に情報共有をして頂く事が重要です。
例えば・・・
「担当して頂ける先生全員(学童含む)に 情報が共有されるというように捉えてよいのでしょうか?」と確認する事も大切です。
●給食当番や調理実習等では
アレルギーがある子だけがやらないという特別扱いではなく
配慮された扱いが必要おいうユニバーサルの考え方になっています。
「●●なら参加できるのですが・・・」と
できそうな事をお伝えし、先生と相談する事が大切です。
親の目の届かない部分が出てきますので
子ども自身が”食物アレルギー”を説明できるようになることが大切です。
友達との関係では
友達にもそれを説明できることや
外食や買い食い等、友達同士で食べる時には
食事内容の選択も必要になってきます。
このように
子どもが自分自身の特性を自覚していくことが必要となってきます。
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