- 当会のご紹介-
当会は、私たち患者自身が運営をする中、アレルギー専門医の70名を超える、顧問の先生方のご支援を頂きながら、
55周年を迎える事ができました。
喘息の患者会として立ち上がり、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの3部門で患者による患者の為のサポート活動をしております。
専門医の先生方の講演会はじめ、行政への働きかけまで、幅広く「声」を届けるべく邁進している患者支援団体です。
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アレルギーっ子の旅する情報局CAT – 10年目の挑戦
「アレルギーがあると、旅行にも行けないのか——」
この活動のきっかけは、息子の食物アレルギーでした。
当時0歳だった息子と家族で旅行に行こうと宿を予約しようとしたところ
「アレルギーがあるお子さんはお断りです」と言われました。
アレルギーがあるだけで、普通の体験が制限される現実を知り
「アレルギーがあるからといって、何かを我慢しなくてはいけない世の中を変えたい」と強く思ったことが、アレルギーっ子の旅する情報局CATを立ち上げるきっかけとなりました。
2015年に「旅人アレルギー」をテーマに活動を開始し、今年で10年目。
現在はエンターテインメント × アレルギー × 子供を軸に
アレルギー当事者の視点を広める活動を続けています。
企業の広報支援やイベント運営の補助を行いながら、アレルギーを持つ子供たちの声を社会に届けることを大切にしてきました。
その一環として、**「キッズライター」**という仕組みを取り入れ
子供たち自身が発信者となる機会を提供しています。
2018年には、日本初のアレルギー向け無料エンターテインメント情報誌『WAKU WA KU』を創刊。
アレルギーに関するポジティブな情報を発信し続け、現在は年1回、1万部を発行しています。
さらに、2024年には新たな挑戦として
アレルギーを持つ子供たちが制作するフリーペーパー『アレハッピープロジェクト』をスタート。
このプロジェクトでは、子供たち自身が、さまざまな企業に取材をして、感じたこと、知ったこと気づいた情報を発信します。
第1期生は14人。
千葉、埼玉神奈川、東京山梨長野から小学校2年生から中学校2年生までの子が集まりました。
みんな何かしらの食物アレルギーを持っている子供たちです。
アレルギーがあるからこそできることに目を向け、社会に新たな価値を生み出すことを目指しています。
世の中でマイナスに捉えられがちなアレルギーをプラスに変え、子供たちに特別な体験の場を提供し続けることが私たちの使命です。
そして、2026年には**「あれプロジェクト」**の第2期生を迎え
新たな仲間とともに次のステージへと進んでいきます。
アレルギーがあっても、夢をあきらめる必要はない。
私たちは、アレルギーを持つ子供たちが自分らしく輝ける社会をつくるために
これからも挑戦を続けます。
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