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アレルギーを越えて。        あなたらしい生き方を。

- 当会のご紹介-
当会は、私たち患者自身が運営をする中、アレルギー専門医の70名を超える、顧問の先生方のご支援を頂きながら、

55周年を迎える事ができました。

喘息の患者会として立ち上がり、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの3部門で患者による患者の為のサポート活動をしております。

専門医の先生方の講演会はじめ、行政への働きかけまで、幅広く「声」を届けるべく邁進している患者支援団体です。


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エビデンスに基づく知識

当会では年3回。専門医の先生方をお招きして、正しい知識のご講演を頂いております。

【教えて!負荷試験とその後の事】



経口負荷試験で1回食べれても、繰り返し食べていて、症状が誘発される場合は危険なので、一旦完全除去が望ましいです。


経口負荷試験で陰性でも

どう言う状態で陰性か?減感作(続けて食べていたからクリア)だった可能性もあります。


この場合、 数年の間に食べていないと

閾値は元に戻る事もあるんです。

その場合、治っていなかったというよりは 過大評価という事になります。


第96回 アトピー性皮膚炎・小児食物アレルギー・喘息講演会とQ&A 専門医が伝えるアレルギー治療の進化より

 

【これまでの災害から「自助」の重要性を導く 】



「自助」「共助」「公助」について

お聞きになったことが多いのではないでしょうか。

阪神淡路大震災の時に、家の中に埋もれた人は、自力や家族の手で助かったというのが一番多く、近所の人同士で助け合ったというのがその次です。

実は8割、9割は自助と共助で、自分で自らを助ける

もしくはお互いに助け合うことが多かったのです。公助は一部に過ぎませんでした。

阪神淡路大震災では、交通が寸断され、行政機関や病院も被災し、公助がなかなか機能しなかったわけですね。今でも変わりません。自助が一番大切で7割を占めるとされます。


             2023年あおぞら11月号より

 

【学童期の重度でも可能性はある】



治りやすさの観点では 微量で症状が出てしまう場合、治っていくのに時間が掛かるかと思います。


それでも

年齢が大きくなり 

徐々に良くなる方が一定の割合でいます。

時期を空けて負荷試験をご検討下さい。 


例えば

9歳でも 経口免疫療法をやっている施設でしたら、積極的に治療していく事も 臨床研究では可能です。



             2023年あおぞら8月号より

 

【治療の目標について】



免疫療法は、非常に過酷な取り組みです。


免疫療法を始める上で 一番大事な事は本人の自覚。

本人の動機が高くないと中々続かなくなる為

年齢に応じた意識をしっかり付けさせて下さい。


今のまま大人になると どんな苦労があるか。

子供達は日常的には全く考えていません。


親御さん達の作ってくれた食事を

おいしく食べている毎日の中

なぜ牛乳や卵等を食べるべきかの意識付け。ここが一番重要なポイントです。


                               2023年あおぞら4月号より

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