- 当会のご紹介-
当会は、私たち患者自身が運営をする中、アレルギー専門医の70名を超える、顧問の先生方のご支援を頂きながら、
55周年を迎える事ができました。
喘息の患者会として立ち上がり、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの3部門で患者による患者の為のサポート活動をしております。
専門医の先生方の講演会はじめ、行政への働きかけまで、幅広く「声」を届けるべく邁進している患者支援団体です。
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質問:生活管理指導表で、カシューナッツやクルミ、エビ、カニ等、恐らく給食に出ない物にアレルギーがある子。半年毎に見直したら良いですか?
回答:厚労省も文科省も1年毎の提出は求めており、半年毎の提出は求めておりません。
ただ、施設毎の方針もあり、保育所では半年毎に提出を求める事は散見されます。
管理指導表は、保護者が必要と考える対応に対し、医師がサインし提出する物です。
保護者が学校等のける対応が不要と考えた際、管理指導表は発生しないはずです。
親御さんがこどもの除去食物が給食で出ないから必要ないと思うなら、管理指導表を提出する必要はないということになります。
ただ、学校等で食と接触するのは給食だけでなく、図工や理科、生活の時間等。
様々な場面であります。
学年が上がると、修学旅行や郊外教育。保護者不在の学校管理下で食と接する機会があります。
その際の対応は親御さんも求めてく事になるでしょう。
年齢、学年に応じ考え方を変化させつつ、提出するかを検討して頂くと良いでしょう。
2023年おあぞら4月号より
質問:3、7歳で喘息。治療中でアドエア125とキプレスを使用。喘鳴が出る事無く、ピークフロー値も良く、日常生活に支障が出ている訳では無いが、日中に痰を吐き出そうとする行為(カーッと痰を出そうとする)が頻繁にあり。空咳も時折あり。本人は、いずれも痰が気になって取りたいからとの事。痰も喘息症状と捉えた方が良いか。気にする必要はないか。日中、起きてから寝る迄で、寝ている時はしません。
回答:より具体的な状況はお伺いできてませんが、一般的にこういう症状が出てくるお子さん達は、鼻の調子が悪い方が多いと思ってます。
中には、副鼻腔炎を合併し、痰は喉の奥の所に鼻水が垂れる様な形で出てくる為、気になって空咳みたいなのを続ける事もありますし、何となく違和感がある為、空咳が出るケースも経験します。
まずは、喘息だけの検査でなく、他のアレルギー疾患の合併状況をきちんと評価頂くと良いでしょう。
お子さんの場合は、呼吸器の感染症も常々ある為、長く咳がでる様な感染症の罹患についても
ぜひ評価を頂けると良いでしょう。
2023年あおぞら10月号より
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