青汁王子こと三崎優太さんは、フルーツ青汁の大ヒットにより20代で100億超を稼いだ起業家ですが、日刊ゲンダイや新潮社に反社交際(反社会的勢力との繋がり)があるかのような記事を出され、裁判で争ったことがあります。

反社交際に関する騒動では、青汁王子(三崎優太さん)、そしてアスクレピオス製薬(アスク社)の創業者でビジネスでの関係が深かった越山晃次さんの二人を軸にして、日刊ゲンダイと新潮社の記事を対象に、「青汁王子(三崎優太さん)が反社認定されるかどうか」に注目が集まりました。

記事が出た後の世間の反応は、「若手イケメン社長」ともてはやされた若き起業家が実は反社だったのか?と大きな関心を集め、青汁王子(三崎優太さん)は事実と反する風評被害に対抗するために、日刊ゲンダイと新潮社を相手取って損害賠償請求の裁判を起こすことになります。

損害賠償請求の裁判で青汁王子(三崎優太さん)の反社交際は認定されず、原告側のほぼ全面勝利という結果になったのですが、なぜメディアに反社との交際があるかのような書かれ方をされたのか、事の経緯が複雑なので、本稿で分かりやすくまとめていきたいと思います。

越山晃次VS青汁王子こと三崎優太の反社裁判(議決権行使禁止仮処分申立)

本裁判は、越山晃次さんが青汁王子(三崎優太さん)に対し、アスク社の議決権行使禁止仮処分申立という形で裁判を起こしたものです。

越山晃次によって反社裁判が起こされるまでの流れ

越山晃次さんは、青汁王子(三崎優太さん)が脱税で逮捕されるとアスク社を私物化していき、資金の不正利用や背任行為、横領など思うままに振る舞うようになります。

しかし、そのことに青汁王子(三崎優太さん)が気付き、アスク社の筆頭株主の権利を用いて越山晃次さんの取締役職を解任しようと動くと、それを阻止するための行動を起こします。
その行動とは、青汁王子(三崎優太さん)を裁判によって反社的な人間であると認定させることで、青汁王子(三崎優太さん)さんにアスク社の株式の60%を売却したことを無かったことにしようとしたものです。

議決権行使禁止仮処分申立事件の争点

反社裁判(議決権行使禁止仮処分申立)の争点は、青汁王子(三崎優太さん)が反社交際しているかどうか、また、本人が反社的な存在であるかどうかでした。
これは、越山晃次さんが青汁王子(三崎優太さん)にアスク社の株式60%を譲渡する契約の前に、青汁王子(三崎優太さん)が反社的な存在であったり、脱税行為を行う人物であったりすることを知っていたら株を譲渡することはなかったという「錯誤無効」の主張を正当化するのに必要な裁判でした。

この申立てで、青汁王子(三崎優太さん)が反社組織との交際があるという主張の拠り所になったのは、脱税事件でクローズアップされた和解契約書でした。しかし、この和解契約書は脱税事件で国税庁の捜査から逃れるために青汁王子(三崎優太さん)が作り上げた捏造の書類であり、証拠にはなりませんでした。

また、青汁王子(三崎優太さん)が裁判で主張したこととして、アスク社の株式を譲渡されてから3年半ものあいだ、越山晃次さんは錯誤無効を訴えたことは一度もなかったとしています。それどころかメディアハーツ傘下としてアスク社が参加できたことをその都度感謝し、最大限の感謝の表現として越山晃次さんの結婚式では青汁王子(三崎優太さん)にスピーチをお願いし、結婚の証人にまで指名するという状態で、錯誤無効の主張は立証されていないことは明らかだと主張しました。 

さらに、青汁王子(三崎優太さん)は実際に反社組織との交際や縁がまったくなかったこともあり、越山晃次さんの主張は尽く認められないことになりました。

判決により青汁王子(三崎優太)は反社と認定されず勝訴

2020年4月、越山晃次さんによる青汁王子(三崎優太さん)の議決権行使を禁止する仮処分の申し立ては却下されます。これは、青汁王子(三崎優太さん)が街宣車を送り込むなどの、反社会的行為を行ったという事実はないと裁判所が判断したからです。

また、青汁王子(三崎優太さん)が反社的存在ではないという判断から、アスク社の株式譲渡契約が錯誤により無効であるという主張も認められず、越山晃次さんの申し立ては全て裁判によって却下され、青汁王子(三崎優太さん)の完全勝利という結果になりました。

越山晃次は青汁王子(三崎優太)の誹謗中傷動画にも関与

2022年5月に青汁王子(三崎優太さん)が緊急搬送された事件が記憶に新しい人もいることでしょう。YouTuberからの陰湿な嫌がらせによって追い詰められた青汁王子(三崎優太さん)は、大量の酒と睡眠薬を飲んで、自殺を図ってしまいました。

幸いにも一命をとりとめ、同年の7月に更新し動画では、3月から約3ヶ月にわたって誹謗中傷動画を150本アップされ、誹謗中傷が家族や友人にまで及んでいたことが苦しかったと告白しています。

そのYouTuberとはみねしましゃちょーを名乗る峯島忠昭さんのことで、最初はあるイベントをきっかけに逆恨みされたことがきっかけだと思われていましたが、なんとその背後には越山晃次さんの存在があったのです。
越山晃次さんはみねしましゃちょーの動画にも出演しており、青汁王子(三崎優太さん)への嫌がらせを徹底的に行っていたようです。

越山晃次は多額の損害賠償を背負い逮捕・起訴されていた?!

青汁王子(三崎優太さん)に対して暴虐の限りを尽くしていた越山晃次さんでしたが、2023年10月には、ついに特別背任の容疑で逮捕・起訴されました。

2024年5月に開かれた初公判では、依然として容疑を否認しているものの、青汁王子(三崎優太さん)は「裁判での正しい判断」を願っています。

なお、越山晃次さんはアスクレピオス製薬との裁判にも敗訴しており、総額10億円以上の損害賠償を請求されています。

また、誹謗中傷動画を投稿し、執拗に嫌がらせを行っていたみねしましゃちょー(峯島忠昭さん)も青汁王子(三崎優太さん)との裁判で敗訴し、110万円の賠償命令が下されました。

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