注意すべき不動産投資詐欺

ニッテイホールディングスのように勧誘方針などを定め、自社ブランドマンションの販売等を行う優良企業がある一方で、悪徳業者による不動産投資詐欺も問題となっています。

そこで、注意すべき不動産投資詐欺の代表的な種類をまとめました。

手付金詐欺

手付金詐欺は、手付金を支払った後に物件が手に入らず、連絡が取れなくなってしまう詐欺です。

高利回り物件などの条件が良い収益用不動産で勧誘してくることが多いですが、最近では国有地に関する手付金詐欺が増えているようです。

契約や手付金の支払いを急かす業者には注意しましょう。

海外不動産投資詐欺

海外不動産詐欺は、実際には存在しない物件を紹介されて出資金を持ち逃げされたり、安い物件を高値で売りつけられたりする詐欺です。

そもそも海外不動産はハイリスク・ハイリターンと言われており、万が一詐欺に遭っても日本の法律が通用しない可能性もあるため注意が必要です。

海外不動産投資を始める際は、現地に足を運び、契約前に自ら物件を調査することで、リスクを軽減できるでしょう。

ロマンス詐欺・デート商法詐欺

ロマンス詐欺やデート商法詐欺とは、マッチングアプリなどで異性と連絡を取り合い、恋愛感情を巧みに利用して交際や結婚を申し込んだ後に不動産投資を持ちかけてくる詐欺です。

手付金・出資金などを支払った後に連絡が取れなくなったり、相場よりも高い値段で不動産を購入させられたりします。

海外のロマンス詐欺もあるため、国内外問わず、例え好きな相手でも収益用不動産の購入を勧められたら冷静に考えましょう。

入居状況詐欺

入居状況詐欺は、実際には空室が多い物件であるにもかかわらず、身内やサクラを住まわせて満室であるかのように装って契約させる詐欺です。

満室経営を装っているため、相場よりも物件価格を高く設定されているケースもあります。
物件を購入するとサクラだった入居者は次々に退去し、収支が赤字になってしまうという被害が発生しています。

契約前にレントロールで各部屋の契約時期を確認し、不自然な入居履歴はないか調べることで詐欺を回避しましょう。

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