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第89回 令和4年11月27日(日)

今年1月にサロンを開催して以来、10ヶ月ぶりのサロン開催となりました。ウィズコロナと言っても、なかなかシフトチェンジがスムーズにいかないものですね。

それでも今年は、会いたい人に会うと決め、久しぶりに友人とも会うことができました。リアルに会って話をすることの大切さを実感。


さて、今年2回目となった本日のサロンは、会場での対面開催と致しました。久しぶりにお会いするリピーターの皆さんのお顔を見ると、やはりほっとします。皆さんが、がんを罹患した経験をバネに、それぞれが頑張っている姿は、本当に元気をいただきます。


今日は新規の方が1名、参加してくださいました。ホルモン療法の副作用なのか、更年期なのか…手のこわばりや痛みがあることを心配されていました。

また「食」に関しても、あれも良くない、これも…と、何を食べたら良いかわからないお気持ちをお話ししてくださいました。

先輩の皆さんから、特に何も気にしていない。普通にまんべんなく食べている。初めはやっぱりこれが良くないとか気にしていたけれど、今は食べたいものを食べている。美味しいと思って食べるのが一番!など、お話しいただき、少し安心されたようでした。

「同じ仲間とお話しできて、嬉しかったです」と、翌日ご連絡をいただきました。この思いこそ、乳がん患者サロンを立ち上げた原点です。

がんを抱えて生きる方が、孤独に押し潰されないように。不安な日々を少しでも減らせるように。‘’ここに仲間が居る‘’ということを、これからも大切にしていきたいと思います。


皆さんの今の楽しみをお聴きすると、畑作りをされている方や、ドラマを観るという方、乗馬をしに旅に行かれた方も。レザークラフトでまたまた素敵な新作バッグをお披露目してくださった方もいらっしゃいました。

コロナ禍でもできることが沢山ありますね。

またぜひお話しにいらしてください。


【天野】

第88回 令和4年1月23日(日)

新型コロナウィルスが再び猛威を振るい始めた中、感染対策を行いながら、少人数のサロンを開催致しまた。マスク着用を原則とし、飲食はしないということで皆様にご協力をいただきました。

今日お話しに出たのが、治療がひと段落してからの生活の中で感じるちょっとした体の不具合や体調不良。

これが意外に患者さんの不安の種になってしまうということ。

私の場合は術後数年が経過してから、胸の手術をしたところのちょうど裏側に当たる肩甲骨の痛みを感じるようになりました。これはもしかしたら骨転移したのではないだろうか…と、しばらくはそのことが頭から離れませんでした。またこんな症状もありました。朝起きると体がロボットのように固まってしまい、体中が痛くて、階段を下りる時には手すりにつかまらずには降りられないほどでした。それが5分ぐらいすと、不思議と痛みや体のこわばりが消えて、普通に動けるようになるのです。毎朝、手すりにしがみついて階段を降りる生活は何年も続きました。

それでも、こうした生活の中で感じるちょっとした体の不調は、なかなか主治医に話すところまでいかず、自分の中で何だろう?…と、解決できないまま抱えていることが多いのです。サロンでのお話の中でも、ちょっとした体の不調を抱えている方が多いのを感じます。そしてそれが不安の種になる。

私は治療中もそうですが、人生において、誰かに「助けて」と言える勇気を持ち合わせていなかったため、自分だけで不安を抱えることが多かった気がします。

人に話すことで、気持ちが楽になったりすることもありますよね。

これからは誰かを頼り、普段からもそうした繫がりを大事にしていきたいと思います。

皆さんも、体に関して気になることは、早めに主治医に確認するようにしたり、がん相談支援センター等も活用すると良いかもしれませんね。

抗がん剤やホルモン剤の影響で、味覚障害が出たり、しびれや痛みが出たり、副作用の出方も人によって様々ですが、一生このままなのかな…と考えてしまったりするというお話しをしてくださった方が今日もいらっしゃいました。

日々の暮らしの中で感じるちょっとした不安を語れる場は、やはり大切なのではないかと感じます。

乳がんは治療が長いだけに、再発や転移の不安もその分長くついてきます。上手く付き合っていらしゃる方いれば、なかなかそうはいかないという方もいらっしゃるでしょう。

ハートプレイスのサロンで、少しでも、自分だけじゃないんだと思えたり。こんなこと他では聴けないけれど、ここでなら聴いてみようと思えたり。何か心配なことがあった時に、勇気を出して主治医に話してみようかなという気持ちになったり。そんな気持ちになっていただけたら嬉しく思います。

病気の話をしているにもかかわらず、笑いがこぼれたりするハートプレイスのサロンの時間。

マスクを外して、安心して飲み物を片手にお話しできる日はまだまだ先ですが、今はできることをやっていたいと思います。


上の写真は函館の旅の途中で出逢った、お正月を迎える繭玉飾りと雪だるま。

そしてお花は会員さんたちから頂きました♡♡お気持ちとお心遣いに心から感謝致します。♡♡(ToT)♡♡


【天野】

第87回 令和3年12月12日(日)

今年2回目のサロン。そして今年最後のサロンとなりました。定員5名とさせていただき、対面で開催致しました。

クリスマスも近づき、皆さんそれぞれお菓子を持って来てくださったので、テーブルいっぱいにお菓子が並

びました。上の写真は一部です。

2年ぶりぐらいに参加してくださった方は、ホルモン療法の副作用が強く出て、吐き気や頭痛に悩まされ、

子宮にも影響が出てしまい、大出血も何度もあったため、主治医に相談した結果、10年のところを5年で

終了したとお話をしてくださいました。

ホルモン剤の副作用を全く感じない方もいらして、人によって様々なのですねというご意見がありました。

抗がん剤治療が終了して3年半経つけれど、なかなか髪が生えそろわないという悩みを抱えている方もいら

っしゃいました。

更年期障害のせいなのか、最近脱毛し始めたという方もいらっしゃったり、脱毛の悩みはほんとに尽きない

ですね。

ケモ室の話も出ました。病院によって雰囲気が違うようで、カーテンで仕切られていて、隣にどんな人がい

るかもわからず、誰ともしゃべらず、しーんとしていたという方もいれば、抗がん剤プラスハーセプチンも

やったので、1年間通ってケモ室のがん友がたくさん増えたという方もいらっしゃいました。

抗がん剤の点滴中におにぎりを食べていましたという方がいて、ええーーっ!!と一同驚きの声。

水分もたくさんとり、トイレに何度も行っていたそうです。そこも、ええーっ!!・・・

点滴が始まると、トイレに行きたくなるのだけれど、点滴スタンドをガラガラ音立てて行くのがどうにも気

がひけて、我慢していたという方がお話ししてくださると、そうそう、トイレに行きたくなるんですよねえ

でもなかなか行きづらかったと。

おにぎりを食べながら抗がん剤を打っていた方は、ケモ室の看護師さんから「〇〇さんはまるで栄養剤を打

ちに来てるみたいねえ」と言われてしまったそうです。あの頃はハイテンションになっていたと、ご自身で

当時のことを振り返っていらっしゃいました。

Ki67(がんの増殖スピード、悪性度)がかなり高く、予後が頭をよぎったその方は、主治医に、大丈夫です

ね?と尋ねたそうです。すると返ってきた言葉は、「一日一日を大切に」だったそうです。

11年経った今、そのことを笑いながら話せるというのは、乗り超えてきた証ですね。


茅ヶ崎にはがん封じにご利益があると言われている鶴嶺八幡宮がありますが、そこに行ってきましたという

方も。がん封じの石があるそうです。

鎌倉にもがん封じのお寺があるそうで、さすが皆さん詳しいです。

皆さん、コロナが落ち着いたらどこに行きたいですか?と尋ねてみますと、今日参加された方は、北海道が

大人気でした。一度も行ったことがないので、死ぬ前に絶対に行きたい!!という方もいらっしゃいました

私も北海道が大好きで、今月も函館へ。

「青い池」や「朱鞠内湖」がおすすめにあがりました。まだまだ国内でも行ったことのない場所がたくさん

ありますね。体が動くうちに私も旅に行きたいと思います。


皆様、新しい新年が良い年になりますように。またお会いしましょう。


【天野】

第86回 令和3年11月28日(日)

1年9ケ月ぶりに対面のサロンを再開することができました。

長い長い月日でしたが、集まってくださった皆さんのお顔を見ると、ふっと時が戻り、ずっと会えなかった

ことなど忘れてしまうくらいでした。

2年近くお会いできなかったけれど、皆さんの元気な笑顔を拝見したら、一気に距離が縮まりましたと、

終わったあとメールをくださった方もいらっしゃいました。

久しぶりに皆さんとお会いでき、お話ができて、とても楽しい時間でしたという方もいらっしゃいました。

オンラインサロンならではの良さもあると思いますが、実際にお会いしてお話を聴くサロンは、やはりいい

なあとしみじみ感じました。大切な人がすぐそばにいることの有難さや嬉しさを肌で感じると言いますか。

息づかいやその場の空気感も、リアルサロンならではのものだと思います。

会えない時間が続いた分、会えた時の喜びも大きくなる。人との接触が思うようにできなくなり、当たり前

にできていたことができなくなった今、自分が大切にしてきたもの、そしてこれからも大切にしていきたい

ものが、このコロナのおかげで浮かび上がったきたように感じます。

病気があるなしに関わらず、限りある命の時間の中で、どう生きるか。新型コロナウイルス感染症がもたら

した影響、生活スタイルの変化は、私自身、仕事や生活、価値観と深く向き合うことになりました。

まだまだ様々な喪失から抜け出せませんが、今、心から思うことは、大切なものをこれからも大切に守って

いきたいということ。そしてその根底にあるものは、人との繫がりなのかもしれません。

そんなことを今日も感じたサロンでした。

うんうん、それすごくわかるーと、お隣の方のお話しに耳を傾ける方。乳がんという病気を通して、同じこ

とを経験したからこそわかることもありますね。

今日初めて対面サロンに参加してくださった方もいらっしゃいました。またぜひ遊びにいらして下さいね。


【天野】

第85回 令和3年6月27日(日)

関東はようやく梅雨本番といった気候になりました。

気圧や気温の変化で体調を崩す方も多いそうです。気象病という言葉もここ数年よく聞くようになりまし

た。私の周りにも、頭痛や目まいで何となく調子が悪いという方がおられます。この梅雨の時季は症状が

出やすいようです。

さて、今日もそんな梅雨空ですが、サロンに初めて参加してくださった方がいらっしゃいました。

告知を受けた時は目の前が真っ暗になってしまったとお話ししてくださいました。

どうしても「がん」=「死」のイメージは根強くあり、何もわからない分、不安だけが広がっていくよう

なそんな感覚。そんな時、「今はイコールじゃないよ。今は治るから」とお友達から言ってもらったそう

です。

他の方は、告知の時は、地に足がつかないような、異空間にいるような、そんな感覚になったけれど、

それでも、比較的冷静に受け止められましたと、お話ししてくださいました。

また別の方は、再発する確率は低いと言われているけれど、何かあるたび、重ねるごとに、最初の時よりも

怖さが出てきたと言う方もいらっしゃいました。


がん治療は治療費もかかり、特に乳がんは治療が長いため、その分治療費がかさみます。

高額療養費制度や傷病手当、医療費控除など、よく調べて、少しでも負担を減らせるようにしたいですね。

多数該当の限度額のことも知っておくと良いと思います。

ウィッグは医療用であっても、医療費控除の対象にはならないそうです。神奈川県では、横浜市と大和市

は医療用ウィッグを購入した際の、補助金、助成金の対象になるそうです。居住地によってではなく、

全国的に少しでも助成していただけるようになって欲しいですね。

今日、初めて参加してくださった方とハートプレイスを繋いでくださったのは、病院の看護師さん。

こんなのがあるよと紹介してくださったとのこと。心から有難く思います。

そして勇気を出して初参加してくださった方、一緒にお話しをしてくださった方、有り難うございました。

またお話しにいらしてくださいね。


【天野】

第84回 令和3年5月23日(日)

日は2ケ月ぶりにご参加いただいた方の笑顔から始まりました。

今年の11月で術後5年目を迎えるその方は、来月の検診を控え、こうして無事に過ごせることの幸せを感じていますとのこと。

コロナ禍で気持ちも沈みがちの方も多いと思いますが、何かできること、楽しみを見つけることで、人は豊かになれるのかもしれません。

毎日、畑に行っていますとのことで、種を蒔き、芽が出て、双葉になる。それを見るだけで、元気やパワーをもらえてと話してくださいました。

野菜の病気や害虫のことも詳しくなり、なかなかうまくいかないこともあるけれど、自分の育てた野菜たちが食卓に並び、いただけるのは本当に嬉しいですねとおっしゃっていました。すごく美味しいんですと。

このあとすぐに畑に行って、ジャガイモと玉ねぎを収穫してきます!とのことで、こちらまでわくわく。いってらっしゃい。


大雨の被害が出ている地域もあり、今年の夏の天候はどうでしょうか。マスクやウィッグをつけての通院、外出は体にこたえそうですね。

皆様、どうぞ気をつけてお過ごしくださいませ。


【天野】

第83回 令和3年2月28日(日)

初夏のような陽気になったかと思えば、真冬に逆戻りと、寒暖の差が激しい日が続きますね。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

会場をお借りしてやっていた対面でのハートプレイスのサロンも、昨年2月の開催後、コロナの影響で

できなくなりました。もう1年が経ちます。

先日、会員の方から、サロンで皆様にお会いできる日が1日も早く実現することを願っています。そんな

メッセージをいただきました。1年前、2階の和室の陽だまりで、皆さんとお茶を飲みながらお話しできた

ことが何だか夢のようです。まだもう少しの辛抱でしょうか。

ワクチン接種が始まり、少し希望が見えてきましたね。少なくとも1年前よりは、コロナウィルスについて

わかってきたこともあり、今後も更に明らかになっていくことに期待します。

インフルエンザがここまで流行しないのも、うがい、手洗い、消毒、そしてマスクのおかげですね。


本日のお話しの中で、トップの毛量がなかなか増えない、いったいいつになったら生えてくるのか。

本当に生えてくるのか・・・抗がん剤の副作用による髪の悩みは深刻です。個人差があり、同じ薬剤を

使用しても、生え方はいろいろなようです。まつ毛だけがいまだに生えてこないという方もいらっしゃい

ました。これから暖かくなり、今年の夏は猛暑と予報が出ていました。フルウィッグは暑くて耐えられ

ないという方は、前髪付きのケア帽子や、部分ウィッグ、ターバン等を上手く使っていますね。

コロナと治療が重なって、家に閉じこもりがちな方も、自分なりのリラクゼーションを見つけて、

音楽を聴いたり、ストレッチをしたり、お気に入りの飲み物を飲んだりして、うつうつした気分を少しでも

ほぐしてくださいね。


お散歩に出ると、どこからか梅の花の香りと、くんくん、これはまさしく沈丁花の香り。もう咲いているの

でしょうか。大好きな香り♡♡コロナ禍で季節の移り変わりにも鈍感になってしまいましたが、春ですね!


【天野】

第82回 令和3年1月24日(日)


新年を迎え、コロナウィルスの感染拡大が止まらない状況が続いています。

治療中で白血球の数値が下がり、人一倍感染に気をつけなければならない方もいらっしゃる中、先が見えな

いこの状況。外出を控え、家に居ると、ますます気が滅入ってくる方もいらっしゃるかと思います。

今日は、こんな時だから何か少しでも楽しみを見つけようと思ってと、お話ししてくださった方がいまし

た。少しでも笑顔でいられたらいいなあと思ってと。

それは昨年から始めた畑づくりの楽しみ。2月の末から3月になったらジャガイモを植えて、5月にはサツ

マイモも植えて、お孫さんたちとそのお友達も誘ってイモ掘りをやる計画を立てているそうです。

トウモロコシもやりたいし、里イモも大好きだから作りたい!間には葉ネギを植えて。こっち側にはスイカ

もやろうと思っているんです~と構想は広がります。お話を聴いているだけでワクワクが伝わってきます。

私も若い頃、100坪ほどの畑を作っていたので、自分ができなくなった今、こうしてお話が聴けるのは

とても新鮮で、元気をいただけます。


がんとは関係のない話で盛り上がり、笑うことも大事な時間に思えます。

ワクチン接種の話や、罹患してどのくらい経つのかを話していただいていた時、旅立った仲間のことを一緒

に思い出していました。彼女が旅立ち4年の月日が経ったこと。彼女が遺していってくれた言葉。

今もそれを胸に1日1日を生きています。


【天野】

第81回 令和2年12月27日(日)


今年も残すところあと4日となりました。

年末のお忙しい時期にも関わらず、今日もご参加いただけて、皆さんの笑顔を見ることができました。

当たり前じゃない命、普通にできていたことができなくなった時間の中で、リアルにお会いすることはできないけれど、こうして

繋がれることの喜びを感じた時間でした。

緊急事態宣言が出た時は、2ケ月間全く仕事がなくなってしまった方もいらして、以前は休みがないことに

不満を持っていたけれど、今は仕事があるだけで本当に有難いと思うようになりましたとお話ししてくださ

いました。

御朱印巡りを楽しみにしていた方は、今年は電車に乗って出かけるのもためらいがあり、なかなか行くこと

ができなかったそうです。皆さんそれぞれが、ステイホームで我慢の1年になったようです。

ワクチンの話も出ましたが、安全性に不安を持っている方が多い印象でした。いざ自分が打てる段階になっ

た時、正直どうしたものか・・・と話されていました。


抗がん剤の治療に行く際、おにぎり2個と水2ℓを持参して、点滴中に飲食されていたというお話しも出ま

した。抗がん剤の副反応はおひとりおひとり違うと思いますが、おにぎりを食べながらとはたくましいかぎ

りです。


ホルモン療法終了後に出てきたお肌のトラブルについてお話ししてくださった方もいました。お顔の肝斑が

気になるとのこと。乳がん治療は女性ホルモンが関わってくるので、こうしたスキントラブルもありそうで

すね。また骨の治療も加わってくるので、実際に罹患しないとわからないことが沢山ありますね。


閉会間近に、畑を作り始めた方から、ブロッコリーの葉っぱは食べられるのか?と尋ねられました。

芽や茎と同じように、茹でれば食べられそうな気がしますが、果たしてお味は・・・。

皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。


【天野】

第80回 令和2年10月25日(日)

朝晩は気温が下がり、寒いくらいの陽気になりましたね。今年の秋は暖かいという予報が出ていますから、

寒いのが苦手な方には過ごしやすいでしょうか。

対面でのサロンを開催したのが2月ですから、もう8ケ月も皆さんにリアルでお会いしていませんが、

オンラインでこうして繫がることができるのは、とても感慨深いものがあります。

特に今日感じたのは、皆さんの笑い声。!(^^)!どなたの笑い声も、やっぱりいいなあと思いました。

ずっとお会いできなかった方が、久しぶりに参加してくださったり。有り難いです。

皆さんのお顔を見ながら声を聴いていると、あたたかい気持ちに包まれ、ほっとします。

コロナ禍で、皆さん自粛生活をされていますが、おうちで趣味のシャドーボックスをされたり、今年から

畑づくりを始めた方もいらっしゃいました。今日も朝から畑に行き、ほうれん草や小松菜の種を蒔いてきた

そうです。自分で種を蒔いた野菜たちが、芽を出し、双葉を広げ、育っていく姿は、早く大きくなあれと

収穫が待ち遠しいものです。

アスパラガスを植えている方のお話から、私も来年植えてみます!!と話が盛り上がり、その方が、

わあ、アスパラ楽しみ!なーんて植える前からもう楽しみ!と笑っておっしゃったものですから、一同

笑いに包まれました。

シャドーボックスの作品を見せていただいたり、飼い猫ちゃんがニャ~ンと飛び入り参加してくれたり。

「ニャ~ン」が「ごは~ん」って言ってるように聴こえ、飼い主さんはちょっと抜けますと、ごはんタイム

に一度退室。そんなことができるのも、オンラインならではですね。

ZOOM初体験で緊張しましたという方や、通信環境のせいか不具合が何度か出てしまう方もおられましたが

皆さん無事に繋がりました。本当に感謝。病気のことに限らず、何気ないお話ができるのもサロンの良さで

すね。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。


ヨーロッパの各国で、新型コロナウィルスへの感染が急速に拡大している状況が報道されています。

今後も油断せず、3蜜を避け、マスクを着用し、手洗い、うがいを心がけましょう。


【天野】

第79回 令和2年9月27日(日)

暑かった夏もようやく終わり、過ごしやすい季節になりました。皆様、いかがお過ごしですか?

田んぼ一面、黄金色の稲穂が風にたなびいている景色を見ると、秋の到来を感じます。

2月に開催して以来、コロナの影響でサロンをお休みしていましたが、今月からオンラインでの開催を始めてみることにしました。

ご家族の協力もあり、初めてのZOOMも無事つながり、皆さんのお顔が見れた時は、本当にほっとしました。コロナ禍でもつながれることの大切さを私自身が実感しました。ご家族と暮らす家の中で、ひとりになる環境づくりも大変だと思いますし、気を遣うことにもなってしまうと思いますが、時折ご家族の声が聞こえたり、飛び入りでお孫さんがお顔を出してくれたりと、オンラインならではの雰囲気や楽しさもあることを感じる時間でもありました。

罹患してからレザークラフトを始めた方が、紺色と茶色の皮で作った素敵なスマホケースを見せてくださった時は、すごーい!、素敵!と声があがり、画面や音声を通して伝わってくるものもありました。

コロナウイルス感染が、これから寒くなり、インフルエンザの流行と重なったらどうなっていくのだろう… という不安な声も聞かれました。手洗い、うがい、密を避ける、今後もこれを引き続きやっていくしかないのだと思います。がんとの共存、コロナとも共存していく時代。私たちの生活スタイルも大きく変わり、当たり前にできていたことができなくなりました。誰もが少なからず喪失感を抱えながら、それでも今できることを探っていくことが大切なのかもしれません。

がんに罹患しても安心して暮らせるように、コロナに罹っても安心して治療が受けられる世の中になりますよう切に願います。

人と会えないコロナ禍だからこそ、つながろう!!

寒暖の差が激しい日が続きますので、お体ご自愛くださいませ。


【天野】

第78回 令和2年2月23日(日)

新型コロナウイルスの感染が拡大しつつあり、マスク不足や連日の感染報道、イベントの中止などで、世間 はざわざわしていますね。根拠のない情報も流れてきています。こういう時程、正確な情報を見極め、 冷静に行動したいですね。

重症者や亡くなられた方、新たに感染が見つかった方のニュースが多く、感染しても回復して日常生活を 送っていらっしゃる方の情報はなかなか流れてこない。そこが気になるとおっしゃっていた方もおられました。

今、風邪をひいてしまったら…、今、インフルエンザにかかってしまったら…、新型コロナウイルスに感染しても軽症だったらうつしてしまう…等々、今日参加された方も、まだよく解明されていないウイルスだから、わからないから不安になる。その声が多かったように思います。

感染源が特定できていない。特効薬がない。潜伏期間中も感染力がある。そういったバッドニュースが飛び交う中で、私たちは右往左往しないことが大切なのかもしれません。

がんを初めて告知された時も、何だかわからないから不安になり、恐ろしいイメージだけが広がっていくことがありますが、今まさに、世の中がそれに近いような気がします。

ハートプレイスのサロンも事態が終息に向かうまで、お休みさせていただくことに致しました。

今日開催してみて、あらためて毎月開催できることは決して当たり前ではないことを感じました。

そして、皆さんの穏やかなお顔を見ていると、安心して日常生活を過ごせることの大切さも実感。


今日は皆さんの家族の一員である愛犬と愛猫の話をたっぷり聴かせていただきました。

猫ちゃんの最近のお気に入りが、ご飯をよそうしゃもじ入れのお水♡とのことで、前足で上手にすくってはなめ、すくってはなめる様子を動画で見せてくださった方がいらして。その絶妙な前足の動きと器用さがもう可愛いくて。今日一番の笑いでした。

上の写真は、お庭のキンカンをとってきてくださった方に頂いたものです。きれいに洗って、人数分袋に小分けして詰めて来てくださいました。パクパクとまらなくなるくらい、甘くてみずみずしい金柑でした!

また、私のお誕生月を皆さんが覚えていてくださり、思いがけずお誕生日のお花を頂きました。

あんまり嬉しくて、「生きててよかった」と言ってしまった♡♡

下の写真は、昨年御朱印デビューして、お参りに行ったけれど時間が遅くていただけなかった泥牛庵さんの御朱印。名前まで入れていただいて、有り難や~♡♡皆さんのお気持ちに心から感謝。


しっかり栄養と睡眠をとり、手洗い、手指の消毒を心がけ、正しい情報に注意深く耳を傾け、これからの時期を乗り切りたいと思います。

皆様もどうぞ気をつけてお過ごしください。


【天野】

第77回 令和2年1月26日(日)

heartplaceさんが編集中

暖冬で雪不足のニュースも流れていますね。

昨年の12月に函館に行ってきたのですが、地元の方が、こんなに雪が降らない年も珍しいと話していました。それと函館名物のイカも獲れないのだそうです。市場にもイカの姿がありませんでした。

いつも水槽の中をゆらゆら泳いでいるイカが1匹もいないのです。

私が訪れた時は時化(しけ)が続き、市場にもイカが全く入ってこないという話でした。地元の私らの口にも入らないのだからと笑って教えてくださいました。

この寒暖の差はいつまで続くのか、体調を崩す方も多いと聞きます。

気象病という言葉も最近よく耳にするようになりましたね。春のような暖かさだと思ったら。、翌日はみぞれや雪が降ったり。体がおかしくなっちゃうよ…という方も少なくありません。


今日のサロンはいつもの会場が使用できなくなり、急きょ夢庵でティートークとなりました。

久しぶりに参加してくださった方、初参加の方もいらっしゃいました。いつもの貸切の会場とは打って変わって、賑やかなこと。店内は満席で、席がなくて待っていらっしゃる方も。ざわざわ感が満載で、どうなることかと思いましたが、皆さんお話しし始めると素晴らしい集中力で、あっという間の2時間半でした。

乳がんに罹患したことを周囲に話していないという方も多く、勇気を出して話してみたら、「食べ物が悪かったんじゃない?」と言われた方も。そしてよくわからない健康食品(?)を今もすすめられて困っているとのことでした。こうした話は後を絶ちません。すすめる側に悪気がなかったりするので、断るのもへんな気を遣うことになり、エネルギーを消耗します。

かかりつけ医を持つ話や、骨密度、婦人科検診の話。家族介護から、自分たちの老後の話まで広がりまし た。皆さん普段の生活の中で、こういう時はどうしたらいいんだろう…という不安を抱えていらっしゃるのがお話の中からうかがえました。ちょっとした困り事や、体のことに関する心配事を相談できる❛❜暮らしの保健室❛❜のようなものがあったらいいなぁと思いました。病院に通っていても、なかなか主治医には聞けないですし、そんな時間も外来診療の中では取れない事情もあります。何かあるたびに、誰にも聞くこともできず、不安やもやもやがたまっていきます。

そんな時、病院の中で働く看護師とは別の、いつも地域の中に居てくれるコミュニティーナースが各地域にいてくれたらと思います。まだまだ知られていない存在ですが、私は熱望しています!!

自分の住んでいる町や地域の人々を元気にしてくれる、そんな存在になると思います。話をじっくり聴いてくれる人がいるだけで、ほっと安心できて、心救われるのではないでしょうか。

サロンの中で、悪性度の高い乳がんの告知を受けた時の話をしてくださった方がいらっしゃいました。

「大丈夫ですかね…?」と医師に尋ねると、医師は「祈るしかないです。1日1日を大切に」と答えたそうです。一瞬凍りつきそうな言葉ですが、その方はこの言葉を前向きにとらえることができたそうです。

そして9年経った今も元気に活躍されています。

その時を振り返り、「私だったから良かったけれど、他の方にはその言葉は言わない方がいいですよって医師に言いたかった」と苦笑されていらっしゃいました。


受容とは、~その人が置かれた現実の状況について、変化や抵抗しようとせずに、その過程や状況を理解しようとする姿~だそうです。なかなか難しいことですよね。

またお会いしましょう。


【天野】

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