お笑い「一枚芸」部門最優秀賞−シバタシュン様インタビュー

あ、どうも、ヤマアラシです。皆さんご存知のお笑い「一枚芸」部門最優秀賞受賞者、シバタシュン様へのインタビューは、トロフィーを届けるという性質上、実際にご本人にお会いしてインタビューを敢行いたしました。

なんと、場所は岐阜県多治見市。あの輝くトロフィーと旅行券10万円の賞金を片手に、ヤマアラシは多治見市を訪れたのでした・・・と、遠かった・・・

多治見市のIT会社の社長は変な、イヤ、変わった人だった・・・

(有)ジーアップ。今回の受賞者のシバタシュン様は、岐阜県多治見市の、それも周りには畑か林しかない、という場所でITのシステム開発等を行うベンチャー企業の創業社長さんで、なんと今年で既に20期目を迎えるという、ベテラン社長さんでした。今回の受賞には社員の人も喜んで(苦笑して)おられるようです。ヤマアラシとしては、どのようにしてあのお笑いネタを編み出したのか、そのあたりを聞き出したいところ。ところが、話を進めてみると、うーん、どうもディープな世界に話は進んで行ったのでした。それは社長としての彼の人生と切っても切り離せない話だったのです。(と、ちょっとシリアスに言ってみる。。。)

うーん、何というか、社長なのに欲を感じない・・・っていうかこの人は僧侶か?

まず、最初に手渡されたのがこの不思議な会社案内。そこにはこう書いてあります。

「一流メーカーに辞表を出し、英語もろくに話せないのに単身オーストラリアに渡り、できないことをできると豪語して海外で就職した後に自ら起業し、日本に戻って会社を設立し、何度も倒産しかけたのに『すべてが楽しい』と笑っている変な(自由な社長と言ってね)の会社です。」

ってゆーか、長い! 一体どういう会社やねんと思ったら、色々とお話してくださいました。

シバタシュン様が起業したのが20年前。しかし、話はさらに前にさかのぼります。単身乗り込んだオーストラリアで、シバタ様は「俺はイケてる!」と、それも強く思っていたそうです。クライアントから「君、これ出来る?」と聞かれた時には必ず、本当は知りもしないのに「オフコース!」と答え、その直後に必死に参考書を買い込んで勉強して、というようにして仕事をこなしていった、昔風でいうモーレツな仕事ぶりの人だったそうです。

日本で起業するも、借金漬けと資金繰りの地獄。社員に「もう持たない」と宣告・・・

こうして日本で起業した直後、そうした自信もあいまって、「自分は上場を目指していくITのイケてる人」という認識のもと、様々なサービスを生み出していきますが、サービス自体は好評なのだけれどいつも多くの顧客を獲得するに至らず、資金繰りが厳しくなります。なんと、個人事業主としてやっていた頃は、借金を2500万円抱えて、かつ収入もない状況で、すでに結婚していた奥様の「ヒモ」状態だったそうです。たまたま、そんな時に紹介された経産省の公募事業で採択され、事業上も資金繰り上も何とかしのぐことが出来たそうで、その結果、社長である自分が何とか補助金事業を獲得してくれば何とかなる、という状態が続きました。後から考えると、このように社長としてお金確保をすればするほど、従業員はそれに依存してしまって育たなくなっていた、とのこと。うーむ、なかなか考えさせられる話です。

ところがリーマンショックを契機にその補助金でもついにしのげなくなり、ある日従業員を全員集めて「来月以降の給料は払えないから、来月中に新しい仕事を探して欲しい」と最後の宣告を。自分も無駄なあがきと思い、資金繰り奔走をやめたんだそう。これで従業員は全員去るかと思いきや、誰も辞めず会社に残り奮起健闘を始めたそうです。そう、この逆境をきっかけに従業員が育つという現象が生じたんですね。技術力も上がり、たまたま得た縁から、急成長中のベンチャー企業やNPO法人とパートナーシップを組み、安定した経営を行えるまでになった、とのことでした。

それから、彼は変わったのでした。多分「幸せな」方向に。

そうした経験をきっかけに、彼は変わります。これまで上場を目指して入っていた「力」がどんどん抜け、上場だけをを目標とするのではない、「結果オーライ」思考(どんな状況も、全てが将来の為になっている。だから、どんな状況もオーライ)という、究極のポジティブシンキングの持ち主への変貌を遂げたのです。ご本人曰く、「そうですね〜、例えば、どんなに悪いことが起きても、『まあ最悪、Facebookでの(自虐のお笑い)ネタには出来るだろう』というような感じですね。」インタビュー最中に何回も「Let it be」というフレーズが出てきました。ビジネスも従業員も「去るもの追わず」で何とかなる、という不思議な達観した考えを得るようになったそうです。

結果、「シバタさんはどんな人ですか」という問いに対し、彼曰く「奥さんからは『幸せな人』だと言われる」「都合よく物事を考える」人との答えが返ってきました。ビジネスもどこかしら着眼点がユニークで、何かこの人は不思議な人だなと思わせる、そんな感じの人でした。

そんな話を聞いた後、表彰式とWePage説明会を開催しました

たぶん真面目な人なんです。その人が一所懸命自虐ネタを披露したのが功を奏した、と。

ってことで、ヤマアラシはシバタ様の会社の玄関の一歩外に出て、表彰式を行うことに。WePageを運営する弊社アイ・モバイル株式会社・経営企画管理部部長・古屋より、シバタ様にあの輝くトロフィーと賞金授与の式を執り行わせて頂きました。

見よ、トロフィーの輝きと、そして周りが緑で覆い尽くされたこの不思議な光景を。思い返せば、トロフィーの写真を初めて撮るときに、アイ・モバイルの近くの公園まで出かけて行って、周りから不審者のようにジロジロ見られましたが、それも懐かしい思い出です。同じように緑に囲まれた、この土地でトロフィーは今後も輝いていくことでしょう。

さらに、ジーアップ様のご好意で、従業員の皆様や、全くジーアップ様とは初対面だけど今回の話をFacebookで聞きつけてやってこられた方など、様々な方を対象に、弊社・古屋とヤマアラシよりWePageについての説明会を開催させて頂きました。皆さん、共同編集できる点や無料である点に特に惹かれたようで、興味津々に聞いていらっしゃいましたよ〜。ですよね、だって、WePage、楽しいもん。

シバタシュン様、おめでとうございました〜

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お笑い「一枚芸」部門の詳細に「Tweetして拡散してください」という条件がありますが、その際につけるハッシュタグを「#wepage-owarai」から「#wepageowarai」に訂正します。ヤマアラシは知らなかったんだけど、記号は使えないらしい~。皆さんごめんなさい。ハイフンを入れて既にTweetした皆さんも、きちんと調査の際には大丈夫なようにチェックしますのでご安心ください。

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