石川康晴のストライプ辞任後の現在は?パン屋での取り組みが評判

イシカワホールディングス株式会社は、石川康晴さんが代表取締役社長を務める投資会社です。

投資会社と言っても、既存の会社の株を買ったり資金を投入して利益を得たりするだけではなく、主にベンチャー投資、インキュベーション投資、デザインコンサルタントなどを行う会社です。

具体的には、起業意欲の高い方をビジネスパートナーとして見い出し、資金やノウハウを提供することで会社を設立して事業を軌道に乗せることを行っています。

そしてその企業がジョイントベンチャー会社として成功すれば、当該会社の株式から配当を受け取ったり、株価があがったところで一部株式を売却したりして利益を確保するというビジネスです。

株式会社Merciが手掛けるのは、渡邊大シェフと共同で立ち上げた、健康的エシカル志向のパン屋「Merci life organics」です。

練馬区の1号店や岡山の2号店がオープンしていて、フランス産バターを使ったクロワッサンやくるみのスコーンなどが経済誌や新聞、テレビなどのメディアに取り上げられて評判です。

その好調さから新たに3億円の資金調達に成功し、今後の展望としては西関東や中四国エリアに店舗を拡大し、将来的には5年で20店舗、10年で200店舗、長期的には全国で1,000店舗のオープンを予定しています。

現時点での売上目標は500億円規模、そしてそのレベルまで会社が成長した後には、バイアウトやIPOでの利益確保を考えています。

株式会社waistline（ウエストライン）は、50歳以上の女性向けフィットネスクラブ「waistline fitness」を運営しています。

近年、そしてこれからの日本はますます高齢化が進むことが確実ですが、その中でシニア向けフィットネスサービスの重要性が叫ばれています。

waistlineは、体型維持のために運動をしたい50歳以上の女性にターゲットを絞り、「衣・食・運」という発想で生活を豊かにし、50歳からでもできる体感型フィットネスクラブを展開しています。

現在の店舗はイトーヨーカドー東久留米店だけですが、2022年11月上旬には岡山津島店がオープン予定です。

今後の目標としては、1年間で20店舗出店、5年以内に100店舗出店、10年以内に500店舗出店、10年後には500店舗を出店し売上は約200億円を目指します。

tetta株式会社は岡山で創業したワイナリーです。

自社のぶどう畑を岡山に所有し、ぶどうの木の栽培から醸造まで全て自社でまかなうドメーヌスタイルでワインを製造販売しています。

こちらは新たに設立した会社ではなく、2009年に設立された会社ですが、その将来性を見込んでイシカワホールディングス株式会社が出資し、新たに石川康晴さんが会長に就任したものです。

今後の展開としては、世界的な日本食ブームで需要が高まっている日本のワインを欧米に向けて本格的に輸出することです。

そして国内と海外へのワイン輸出を強化していく中で、よりグローバルに岡山ワインを広めていくとしています。