後藤繁樹は秋田運輸株式会社の元社長で、地方・中央競馬にて出走する競走馬の馬主として活動していた人物です。
後藤繁樹の所有馬の中にはG1レース勝利馬もおり、通算獲得賞金は30億円を超えています。
ここでは、後藤繁樹の馬主情報を紹介します。
後藤繁樹とは、1986年~2010年にかけて計160頭以上の競走馬を所有していた馬主です。
所有馬の一頭であるサニングデールはG1レース勝利馬であり、後藤繁樹は全盛期に年間3億円以上の賞金を獲得していました。
また、競馬界では、かつて北海道にあった競走馬を生産・育成する曾田農園を運営していた人物としても知られ、愛知県にある秋田運輸株式会社の元社長といった情報もありますが、後藤繁樹に関する詳しいプロフィールなどの個人情報は公開されておらず、謎に包まれた人物でもあります。
多数の競走馬を所有していたことから、競馬好きのお金持ちであると予想されます。
■名前 | 後藤繁樹 |
■読み方 | ごとうしげき |
■職業 | 不明(元馬主) |
1986年 - 2010年 | 馬主として多数の競走馬を所有する |
---|---|
2010年 - 現在 | 現在の活動は不明 |
後藤繁樹の詳しい経歴は判明していないものの、秋田運輸株式会社の代表取締役社長を務めていたという情報がありました。
秋田運輸株式会社は一般貨物自動車運送業と倉庫業を展開する物流会社で、創業75周年を超える会社であることから、後藤繁樹が創業したわけではないようです。
現在は社名を変更しており、経営陣の中に後藤繁樹の名前は見当たりません。
馬主には多額の資産とサラブレッドを育成する財力が必要なため、この他の会社の経営をしていた可能性も高いですが、情報は見つかっておりません。
秋田運輸株式会社は物流・倉庫業を営む会社であり、トラックドライバーからの評判が多数見つかりました。
休日がしっかり取れるためワークライフバランスが保てることや、無理のない運行や安全講習会などの実施により、コンプライアンスやドライバーの安全を守る取り組みが評価されている一方で、働く自由度の低さを感じている従業員の口コミも見受けられました。
また、以前は残業時間や給料面で悪い評判もあったものの、従業員想いの会社経営により、働き方や制度は年々改善されているようです。
後藤繁樹が馬主として所有していた競走馬たちの通算出走回数・勝利数・獲得賞金を中央競馬と地方競馬に分けてまとめました。
中央・地方合わせると、通算獲得賞金は30億円以上、通算勝利数は500勝以上にのぼります。
出走回数
中央競馬:1,598回
地方競馬:1,821回
通算勝利数
中央競馬:145勝(重賞:7勝)
地方競馬:442勝(重賞:17勝)
通算獲得賞金
中央競馬:27億6,141万円
地方競馬:6億7,882万円
中央競馬での馬主リーディング情報
順位の最高記録は2008年の43位ですが、サニングデールが高松宮記念に勝利した2004年の収得賞金は3億1,976万円で、収得賞金金額としては2004年が過去最高でした。
年度 | 順位 | 収得賞金 |
---|---|---|
2006年 | 51位 | 2億8,241万円 |
2007年 | 60位 | 2億4,028万円 |
2008年 | 43位 | 3億1,148万円 |
2009年 | 49位 | 3億1,206万円 |
2010年 | 66位 | 2億760万円 |
サニングデールは、2001年にデビューしてから短距離を中心に活躍し、2004年の高松宮記念を制した競走馬です。
後藤繁樹が所有していた競走馬で唯一G1レースに勝利しており、その他CBC賞や阪急杯などのG2、G3レースでも勝利を収めています。
5775万円で市場取引されたサニングデールの生涯獲得賞金は4億3,539万円で、この成績が後藤繁樹の馬主リーディングにも大きく影響しています。
2022年7月現在、サニングデールは北海道日高郡新ひだか町にて、功労馬として余生を送っています。
後藤繁樹さんが馬主時代に創業し、運営していたとされている曾田農園(曽田農園)ではこれまでに数々の競走馬を輩出してきました。そのため、曾田農園出身のサラブレッドを後藤繁樹さんは多数所有していました。
曾田農園はレキシントンファームへと名称変更した後、現在は同住所の農園を株式会社チャンピオンズファームがチャンピオンズファームの本場として所有しているようです。
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