一方で、販売方法に代理店制度を採用しているため「スターモバイルはやばいのでは？」と評判口コミでの悪評が散見されることもあり、利用にあたって不安を感じている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、スターモバイルの代理店の仕組みや評判についてご紹介します。実際にスターモバイルを利用している方の評判口コミも調査しましたので、ぜひご覧ください。
スターモバイルとは？
スターモバイルは、スターサービス株式会社が行っているMVNO事業です。
MVNO事業とは、自社では通信設備を持たず、大手携帯電話会社が提供する通信回線を借りて携帯電話サービスを提供する事業をいいます。MVNOとは「仮想移動体通信事業者（Mobile Virtual Network Operator）」の略称であり、「格安SIM」とも呼ばれています。
大手の通信回線を借りることで通信設備を整えるためのコストがかからないため、サービスを格安で提供できるのが強みです。
スターモバイルでは格安SIMのサービスとして、スターWi-Fi・スターモバイルD1/D2・スターモバイルUといった4つのプランを展開しています（※2024年4月より、新たにDXコース・DLコース・DMコース・DSコースをリリース）。
スターモバイルは店舗を持たずに販売を行っている点が特徴で、個人の代理店からのみ購入することが可能です。
スターモバイルを取り扱っているスターサービス株式会社は、2019年3月にプレオープン、2020年4月にグランドオープンしました。 代表取締役社長は金家 亮（かなや りょう）さんで、本社所在地は福岡市中央区荒戸二丁目1番5号です。
スターモバイルの会員数は年々増加しており、2023年8月には14万人を突破しています。
スターモバイルの仕組みを解説
着実に会員数を伸ばし続けているスターモバイルですが、一部では「マルチで怪しいのでは？」との噂も囁かれています。
その理由はスターモバイルの特殊な販売方法にあります。
スターモバイルは、個人の代理店制度を採用しているのが特徴です。代理店はスターサービス株式会社の代理として格安SIMの販売を行っています。
スターモバイルの代理店になるには会員登録をする必要があり、その際はほかの代理店から紹介を受けることが必須となっています。そして、代理店として販売した商品の購入者が新しい購入者を紹介・勧誘すると「報酬（紹介手数料）」を受け取れる仕組みです。
これはマルチ商法・ネットワークビジネスと同じ仕組みであり、スターモバイルの販売方法がマルチであることは間違いありません。
しかし、いわゆるマルチ商法と呼ばれるものは法律上問題ではありません。 詳しくは以下で解説します。
マルチ商法とねずみ講の違い
マルチ商法と似ているものにねずみ講があります。マルチ商法とねずみ講は混同されやすいですが、実は別のものです。
ねずみ講は金品の受け渡しを目的とする組織で、紹介者が増えるほど自分が儲かる仕組みとなっている点が特徴です。
最終的には必ず破綻することが数学的に証明されており、1979年に「無限連鎖講の防止に関する法律」が施行され、現在は違法となっています。
一方マルチ商法（MLM）は「特定商品取引法」で、連鎖販売取引に分類されている取引形態の1つです。マルチ商法は商品取引で利益を上げられるため、商品の流通があれば基本的には破綻しない点がねずみ講とは異なります。
また、マルチ商法は法律的に禁止されていません。そのため、スターモバイルの仕組みも違法ではないといえるでしょう。
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