三輪芳弘の顔写真

三輪芳弘さんの経歴は興和株式会社一筋の人生を歩み、40歳で約100社が集まる興和グループのトップに立った人物として、現在も注目を集め続けています。

2020年には、新型感染症の流行によるマスク不足解消に大きく貢献したことでも評判となっていて、その他にも海外進出によるグローバル企業への躍進や新規事業への参入など、三輪芳弘さんは数多くの実績を残してきました。

ここでは、そんな三輪芳弘さんの経歴、実績、自宅、評判や三輪一族、興和株式会社の詳細などについてご紹介しています。

三輪芳弘とはどんな人物?

興和株式会社の社長を務める三輪芳弘さんとは一体どんな人物なのか、プロフィールや三輪一族、自宅、息子について紹介します。

プロフィール

名前三輪芳弘(みわよしひろ)
生年月日1955年10月30日
出身地愛知県名古屋市
居住地東京都大田区
最終学歴慶応義塾大学大学院商学研究科
所属興和株式会社(代表取締役社長)

田園調布に構える自宅

三輪芳弘さんの自宅は東京都大田区田園調布にあります。

田園調布というと政治家や芸能人等の著名人が多く住む高級住宅街として有名です。

建築費数億円規模の住宅が建ち並んでいる街で、三輪芳弘さんの自宅もGoogleマップで見るかぎりレンガ調の洋風な外観をした大豪邸であることが確認できました。

興和の三輪一族

三輪一族は、興和の社長を代々継いできた一族として知られていて、三輪家の親族のほとんどが興和株式会社やその関連会社の役員を歴任したり株を保有したりして携わってきました。

三輪芳弘さんの祖父である三輪常次郎さんは、興和の前身の会社「服部商店」が破産した後に会社を受け継ぎ、再建に成功して現在の興和株式会社を創立させた人物です。

その後、父の三輪隆康さんが興和株式会社の社長を継ぎますが、三輪芳弘さんが社長に就任した際に興和グループの会長となり、逝去する2013年までその職を全うされました。
次期社長に関しても三輪一族から候補が挙がると予想されていますが、これについては次項にてご紹介します。

息子は次期社長有力候補?

三輪芳弘さんには息子と娘がそれぞれ1人ずついて、息子である三輪尚巨さんは2022年7月時点で興和オプトロニクス株式会社の社長及び興和株式会社の取締役執行役員を務めています。

これまで興和株式会社は三輪一族が社長を継いできたことから、三輪芳弘さんの次期社長候補は息子である三輪尚巨さんではないかといった憶測がある他、三輪芳弘さんの年齢は定年に達していることから社長交代の時期も近いのではないかといった予想もされています。

もし、そうなれば三輪芳弘さんは社長退任後に父と同じく興和グループの会長に就任する可能性も高そうです。

三輪芳弘の生い立ち

三輪芳弘さんは1955年10月30日に三輪隆康さんと広瀬純子さん夫婦の長男として誕生しました。
兄弟は弟と妹がいて、母である広瀬純子さんは現在、国の登録有形文化財に登録されている「菊の世酒蔵」の社長令嬢であり、母の兄は株式会社エルメカニクスの社長としても有名な方です。

祖父である三輪常次郎さんの代から興和株式会社の実権を握っていることから、跡取り息子として育てられたのだと思います。

三輪芳弘さんは高校卒業後に慶應義塾大学入学、その後は大学院にも進学し、経営学を学び、興和株式会社へと入社します。

三輪芳弘の経歴

三輪芳弘さんの経歴は興和株式会社一筋の人生で、1980年に興和株式会社へ入社してから社長になるまで、興和グループのみで経験を積んできました。

入社後は瞬く間に出世していき、入社8年後には興和グループの1社である興和紡績株式会社の取締役に就任しています。

また、その翌年には興和株式会社の専務・興和新薬株式会社の副社長になるなど、役員として多くの経験と実績を積み1995年に40歳という若さで大企業といえる興和株式会社の代表取締役社長へと就任しました。

現在の活動

現在の活動

三輪芳弘さんは興和株式会社の社長以外にも様々な組織の役職に就任し活動の幅を広げています。

そんな三輪芳弘さんの現在の活動と推定される年収や総資産について調査した内容をご紹介します。

様々な役職を兼任

三輪芳弘さんは社長職以外にも、医療や健康に関係する組織の役職に就任していた経歴があります。

また、在名古屋タイ王国名誉総領事、ナゴヤファッション協会副会長を務める等、興和株式会社の本社がある名古屋市に関係する組織の役員にも就任して地域活性に貢献するなど、幅広い場にて活躍されていることが分かりました。

2019年には新たに日本セルフケア推進協議会の会長となり、病気の予防や健康寿命延伸の推進に取り組んでいます。

推定される年収と総資産

三輪芳弘さんの年収や総資産額の公開はされていないため推定となりますが、2018年時点の取締役22名に対する役員報酬は均等割で1人あたり2,640万円となっています。

興和株式会社の2018年の売上高は約1,990億円となっていて、2021年は約2,183億円となっていることから三輪芳弘さんの推定年収は数千万円で、売上高が増えているため年収も増額していることが予想されます。

また、三輪芳弘さんは興和株式会社の大株主であり、自宅も田園調布の高級住宅街にあることから総資産は億超えであることは間違いないでしょう。

三輪芳弘や興和株式会社の実績

三輪芳弘や興和株式会社の実績

三輪芳弘さんが興和社長に就任してから25年以上となりますが、これまで数多くの実績を残してきました。

ここでは、三輪芳弘さんや興和株式会社の実績の一例をご紹介します。

興和をグローバル企業へと成長

三輪芳弘さんが社長就任後、積極的に行ったのは興和をグローバル企業へと成長させることでした。

1997年から本格的な海外進出を果たし、米国・欧州・アジアに拠点を置き、今では各海外拠点でも医薬品の開発や研究、販売が行われています。

海外では高コレステロール血症の症状をもつ患者が多い中、興和株式会社が海外進出を果たしたことで、自社開発した高コレステロール血症治療剤「リバロ」を海外でも多くの患者に処方されるようになりました。

日本国民の健康寿命延伸に貢献

三輪芳弘さんは自身が会長を務める「日本セルフケア推進協議会」を2021年に一般社団法人へと移行し、興和グループ全体で日本国民の健康寿命延伸への貢献活動を続けています。

日本型セルフケアという新しい概念を生み出し、少子高齢化・人口減少が課題となっている日本で暮らす生活者が安心して暮らせるための健康活動を医薬品メーカー、薬局、ドラッグストア、医師、薬剤師、民間保険会社、自治体、有識者など様々な方と共に推進しています。

ミノムシの糸を採取する技術を開発

興和株式会社は2018年に農業・食品産業技術総合研究機構との共同研究で、ミノムシ糸を採取する技術の開発に成功しました。

ミノムシ糸はタンパク質でできていることから、破棄時に環境負荷がかからず、脱石油社会への貢献が期待できる持続可能な素材として注目されています。

強度も高く、熱にも強いミノムシ糸は非常に安定性があるため、今後は従来のシルク繊維に代わる素材として様々な製品に使用できるよう実用化を進めています。

高脂血症治療薬の新薬「パルモディア」を発売

興和株式会社は2018年に新薬となる「パルモディア」を発売しました。 高脂血症治療薬としての効果が期待できる新薬で、約15年の開発期間と総開発費1,000億円弱をかけて自社創製し、2017年に承認を受けています。

パルモディアは中性脂肪の低下作用とHDLコレステロールの増加作用があり、従来の同類薬品と比較しても優れた安全性を持ち、スタチン製剤との薬物相互作用もないことから発売当初から評判を呼んでいます。

日本で高中性脂肪血症の患者は3,300万人、欧米では10倍の3億人以上という試算があるため、積極的な世界展開を行っています。

名古屋栄の再開発としてマルエイガレリア開業

以前から名古屋市の活性に貢献してきた三輪芳弘さんは、2022年3月31日に名古屋市栄の老舗百貨店「丸栄」の跡地に新たな商業施設「マルエイガレリア」を開業しました。

日常生活と食をテーマに36店舗がはいったマルエイガレリアは2027年のリニア中央線開通に向けた名古屋再開発の一例で、今後も栄地区の再開発に力を注いでいく意向を示していることが分かっています。

三輪芳弘さんはマルエイガレリアについて“最低でも10年~20年続く施設にしたい”と決算会見の際に話していたそうです。

新型コロナウイルス感染症に関する取り組み

2020年の新型コロナウイルス感染症の流行により国内でマスク不足が発生したことは記憶に新しいと思います。

興和グループでは、この事態を打破するためにマスク製造の工場ラインを増やして不織布マスクを増産、更にアベノマスクの生産にも協力し日本のマスク不足解消に貢献しました。

また、2021年には新型コロナウイルスのPCR検査事業に参入し、静岡県の富士事業所内に検査センターを新設して企業や公的機関を対象にPCR検査サービスを開始しています。

そして2022年現在、興和株式会社では新型コロナウイルス治療薬として「イベルメクチン」が使用できるか臨床試験を進めています。
同年1月にはオミクロン株に対する抗ウイルス効果の確認ができたことが発表され、実用化に向けて治療薬としての有効性や安全性の確認に取り組んでいます。

三輪芳弘のネット上での評判・口コミ

三輪芳弘のネット上での評判・口コミ

三輪芳弘さんのネット上での評判・口コミを調査したところ、“興和株式会社の誠実なサービスは三輪芳弘さんの素晴らしい志から成っている。”といった口コミがありました。

社長に就任した当時は様々な事業へ参入したことで異端と感じた方もいたという口コミがありましたが、多角化した事業展開を行ったことで売上を伸ばし、会社の成長に貢献したことを高く評価する声もあります。


また、マルエイガレリアの開業やバンテリンドームナゴヤなど、地元貢献にも積極的なことから名古屋市民からの評判も高いようです。

三輪芳弘さんに関するネット上の評判や口コミはあまり多くないものの、興和株式会社の誠実性や三輪芳弘さんの活動・取り組みを高く評価する方々が多い印象を受けました。

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