機能性ポリマー&ハイドロゲル技術で

豊かな海を守り育てる。

ハイドロゲルでイノベーション創出

ハイドロゲルの可能性追求と環境改善技術への応用


 近年、地球温暖化の影響による海水温の上昇と、それに伴う海流の変化などが原因(※)で、特にコンブを代表とする寒海性大型海藻の群落(コンブ藻場)の減少が各所で深刻化しています。海の砂漠化、いわゆる“磯焼け”が世界規模で拡大しているのです。

 海藻は非常に成長の早い植物で、陸上にある植物より効率よく二酸化炭素(CO2)を吸収、固定化できると言われているのですが、”磯焼け”が進行する事で、そのCO2固定化力も弱まり、温暖化がさらに加速する事が予想されます。

 また藻場が減少すると、当然そこを住処とする魚介類の数も減ります。結果として沿岸域の生物多様性のバランスは崩れ、その恩恵を受ける我々人間の生活にも多大な影響が出る事になるのです。

 わたつみ化研は、大学発ベンチャーが開発を進めてきた「ハイドロゲルを活用したコンブ目藻類の種苗育成法に関する技術」の事業化をサポートしており、本技術を利用した新規藻場育成技術の実用化を進めたいと考えています。これ以外にも、海洋ならびに海洋資源を保全し、それらを持続可能な形で利用できる新しい技術の開発を積極的に推進し、その事業化に取り組んでまいります。

 我々はこうした環境問題に軸足を置きながら、ハイドロゲルの低摩擦性や吸水性、弾力性などのユニークな特徴を活かした新製品開発、新サービスの提供をおこない、暮らしと自然のどちらも豊かにできるようなゲルイノベーションを創出したいと考えています。

(※)磯焼けの原因としては、海水温上昇以外にもウニや藻食性魚類等からの食害(食圧)、海流変化に伴う海水の貧栄養化あるいは過度な富栄養化、自然的・人為的な海岸線の形状変化による浅場の消失や停滞水域の増加(海藻の生長には新鮮な海水流入が必要)、人工的な有害物質による生長阻害や枯死、などが挙げられる。


なぜ当社は、革新的なハイドロゲル技術を事業化できるのか

高い技術力と、豊富な経験

 当社では、大手塗料メーカーや研究開発系ベンチャー企業の出身者が研究に携わっており、加えて2019年10月には北海道大学と共同研究契約を締結。ハイドロゲルの用途開発や機能評価、そして藻場育成事業の推進に必要な広い知識と技術力を有しています。

 また藻場育成技術開発に関しては、各種評価試験に適した海洋フィールド(北海道大学附属忍路臨海実験所)の利用、水産・海洋関連企業との協力体制の構築などによって、より確度の高い実用化開発をスピーディーにおこなう事が可能です。

事業化を推進する、ビジネスの専門家が集結

 当社では、研究開発チームにハイドロゲルに関する大学の研究者、本社運営チームに同志社大学大学院ビジネス研究科で経営学を学ぶ社会人がスクラムをがっちり組み、専門性を発揮することで運営しています。。

 各チームには長年にわたる研究者と実務経験者が集まっており、経営支援、生産管理、営業等、多様なスキルと知見があります。

現在、実験設備からミニプラントへの品質再現のための生産設備の設計開発を進めています。

2020年2月の製品化および事業化(試験販売)に向けて、チーム一丸となって活動を行います。

持続可能な社会の実現に向けて

当社は、SDGsの目標のうち、下記に貢献することを目指します。

  • 目標  2.ハイドロゲルを活用し、世界の食糧事情を改善する
  • 目標 3.ハイドロゲルを活用し、有害物質の使用を抑制し、健康に貢献する  
  • 目標 6.ハイドロゲルを活用し、有害物質の使用を抑制し、きれいな水を回復する  
  • 目標 9.ハイドロゲルの開発・改良による技術革新を続け、持続的に活用する  
  • 目標13.ハイドロゲルの抵抗低減によるCO2排出削減効果で気候変動へ挑戦し続ける  
  • 目標14.持続可能な開発のために海洋資源を保全し、持続的に利用する

SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」とは,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、2016年から2030年までの国際目標です。

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2020/3/4 池田泉州銀行「第16回インベーション研究開発助成金」優秀賞に選ばれました。

2020/1/1 明けましておめでとうございます。新製品発売に向けて邁進します。

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2019/10/30 北海道大学との共同研究スタートします。

2019/9/14 ホームページを公開しました。

2019/6/3 わたつみ化研を設立しました。


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