不労所得のための手法その2「株式サヤ取り」

不労所得のための手法その2・・・「株式サヤ取り」 


知ったきっかけは、ほんと偶然で、ヤフーファイナンスだったと思うんですけど、掲示板を見てたら、

別サイトに連れてくURLがありまして、クリックしたらサヤ取りのサイトだったのです。 


こんなのあるんだと目から鱗の株式投資術でした・・・僕だけが知らなくてみんな知っているのかもしれませんけど。 


別名「ペアトレード」「ストラドル」「株式ロングショート戦略」「株式マーケット・ニュートラル戦略」とも言うらしいです。 


それでもって、勉強しようと思ってアマゾンでサヤ取りを検索!いっぱいあります。 

とっても高かったので中古品を購入。


 ちなみに、買った本はこれです。 

「株式サヤ取り入門 確率論に基づく「上野式」でシンプル投資」 


やり方の基本をまとめるとこんな感じです。 

・2銘柄をほぼ同額になるよう株数を調整し、売り買い同時(前日に寄付・成行)に仕掛ける。 

         ・・・一方を空売りするので証券会社に信用口座を持つ必要があります。 

・2銘柄間の株価の動きが相関が高いこと。     

         ・・・2年間と3か月(75日)の相関係数が、0.7以上(1が同一、-1が完全な逆相関) 

・仕掛ける銘柄は、東証一部・貸借銘柄・時価総額は、1000億円以上。         

         ・・・仕掛け、手仕舞いとも同時が鉄則なので出来高の多さが必要 

・株数調整後の2銘柄間の株価の差(サヤ)が、平均のサヤに比べ確率的に異常な状態時に仕掛け、

 戻った時に空売り銘柄を買 埋、現物買い銘柄の売りを同時(前日に寄付・成行)に行う(手仕舞い)。          

         ・・・平均のサヤに比べ確率的に異常な状態を見極めるには、サヤの25日間と75日間の偏差値を利用 


以上なのですが、何が何だか分かんないですよね !


簡単に理屈をまとめてみます。 

「相関が高いのだから株価はほぼ同じように動く

➡でも同じ銘柄ではないので、個々の銘柄要因で一方が、もう一方に比べ高くなったりもしくは低くなったりする

➡そうすると、2銘柄間の株価の差(サヤ)が、ある時点で異常に広がったり、縮まったりする

➡ここが仕掛けのチャンスで、相関が高いのだからサヤは元に戻ろうとする確率が高い」 


イメージを数字化すると      

     3月1日      →      3月15日       

      仕掛け              手仕舞い 

A銘柄  100円(空売り)   70円(買埋)・・・・30円の利益 

B銘柄  100円(現物買い)  80円(現物売り)・・20円の損 

儲け=30-20=10円 

      ↑

   これがサヤ取り 

※実践では、AとB銘柄の株価と株数を調整しほぼ同額にしますが、イコールになることは、よほどでないとあり得ません。 


実際やってみると、確率が高いだけで100%ではないので、サヤの動きが想定と逆に動いたときは、損切が絶対必要。 


これを怠ると大変なことに! 


コツコツ稼ぐはずが、

いつ戻ってくるかわからないサヤを永遠(実際は信用取引期限の6か月)と待つ羽目になってしまいます。

資金効率が悪くコツコツどころではありません。 情けない話、初期のころ仕掛けた3ペアほど抱えた状態です(-_-;) 


今までの実績では期間の長短はありますが、70%程度の確率で想定通りサヤが戻ってきます! 

よって、損切は自信をもって積極的に行いましょう( `―´)ノ 


現在の運用方針は、売り買いの合計金額の5%を利確・損切ラインで運用しております。 


最後に重要事項 

相関係数とか偏差値とかを調べるので必ずツールが必要となります。

 仕掛け・手仕舞いのタイミングは、サヤの動きを数字ではなく、グラフ化しないと絶対無理です。 


びっくりしたのですが世の中には凄い人がいるもんで、このツールソフトを売っているサイトがあります。

ただし、それなりのお金を払わないとダメなのです。 


それでもって、自分でエクセルで相関係数と偏差値の関数を入れツールを作成しました。 

ただ、大変です! 

本当に大変です!ヤフーファイナンスの終値が更新されるのは大引け後30分、 

よって15:30からが地獄です。 


相関が高いペアを探し出し(「相関高い 株」で検索すると簡単に調べられます)。 

ペア銘柄の2年間の株価をヤフーファイナンスから時系列表示しコピー貼り付け

➡サヤをグラフ表示させる

➡周期的にサヤがきれいに収縮しているペアを候補にする

➡仕掛けと手仕舞いのタイミングを計る。 


嫌なのは、時系列データを張り付けるのが嫌になります。 

エクセルに1ページ毎に表示される時系列期間のデータ部分をコピー貼り付け、これを2銘柄2年分繰り返すのです。 


もっと面倒なのは意外と毎日の株価を手入力、タイミングを計る期間は、毎日入力しグラフの変化を見なければならないのです。


5ペアだと10銘柄です(@_@) 


買っちゃおーかなソフト!

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