UA-220498531-1

結成宣言

ECCジュニアは現在、全国に約10,000教室在り、30万人近い数の生徒が在籍し学習に取り組んでいます。講師達は『子どもが好き』『英語が好き』『自分の今まで培ってきたスキルを仕事に活かしたい』という想いからこの仕事を選び、ホームティーチャーとして各自の教室を運営しています。ECCジュニアが目標とする『世界標準の英語力の習得』の為、自教室に通う在籍生徒達に愛情を持って精一杯指導し続けています。

ところが、株式会社ECC(以下「ECC」)とかわしたフランチャイズ契約の内容については、契約継続後、数年間・数十年間その内容が見直される事はなく、多くのホームティーチャーが疑問を感じながらも日々の業務に奔走して来ました。

2020年のコロナウィルス感染拡大により全国の学校が一斉休校となった際、ECCは、対面・非対面のレッスンの判断をホームティーチャーに委ねました。しかしその後、ECCは、オンラインレッスンの禁止を一方的に通達しました。正式な経緯説明は未だに無く、その理由の整合性もないまま現在もその姿勢が大きく変わる事は有りません。私たちホームティーチャーは、オンラインでのレッスン実施を求める生徒や保護者との板挟み状態になり、ECCが一方的に決めたことに振り回される形になったのです。これらの判断も、本来はホームティーチャーとの話し合いで決定されるべきであったはずであり、私たちが、ECCの一方的な決定に従わざるを得ない立場にあることを痛感することとなりました。

また、2021年に導入されたシニア向け新プログラムでは、導入から1年後、私達ホームティーチャーの収入減に繋がるロイヤリティー配分の変更が一方的に決定されました。収入に直結する大きな変更であるにも関わらず、これまでと同様に一方的に行われました。

私達は個人事業主であり、本来はECCと対等な立場で契約を交わす立場にあるはずです。しかし、私達ホームティーチャーが契約や業務について改善を要望しても、ECCからは一個人の私的な要望として扱われるだけで真摯に現状が改善される事はありませんでした。ECCがフランチャイザーとしての責務を果たし、教室運営をサポートする事を全うしているとは言えない状況です。多くのホームティーチャー達は、この仕事は孤独であると言います。会社の対応に疑問を感じながらも、教育を止めない為、自身の教室に通う生徒の為、不安な思いに蓋をして仕事を続ける事を優先して来たからではないでしょうか。今の不安定な働き方や契約条件を是正する為には、私達ホームティーチャーが一致団結し、力を合わせて問題の改善を図る事が重要です。全国のホームティーチャー達が誇りと希望を持って笑顔で働き続ける事が、私達を信頼し教室に通い続けてくれている生徒達の為になり、将来を担う子供たちの英語力向上にも貢献できると考えます。

はじめは小さな一歩であっても、ホームティーチャー達全員が力を合わせ進んでいく事で、必ず大きな前進に繋がるはずです。教室の大小に関わらず、全てのECCジュニアホームティーチャーが納得した働き方を実現し、今後も末永く生き生きと働き続けるために、先ずは一歩を踏み出しましょう。


2022年2月6日

ECCジュニアホームティーチャーユニオン結成大会



活動方針

1, 私たちは、ECCホームティーチャーユニオンと会社が対等に話し合える環境を作る為に活動します。

2,私たちは、ECCジュニアホームティーチャーの労働条件の改善や充実を図る為、契約内容見直しを株式会社ECCと交渉を進めて行きます。

3,私たちは、ECCジュニアホームティーチャーの生活の安定の為に、ECCジュニアの事業の安定的な発展に協力します。

4,私たちは、民主的な組合活動の為に粘り強く交渉をしていきます。



スポンサーリンク

スポンサーリンク

Powered by Wepage Site